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福知山線事故後に懲罰的指導やめたJR西、社員8割超が「ミス報告しやすくなった」 ”JR西はようやく当たり前のことができるようになった/福知山線事故は過去の経営者が引き起こしたと言っても過言ではない”が

2022-06-02 00:16:28 | 社会
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ca147fe1fc495448cfa74032e7f6fe8a022b0af 6/1(水) 19:25 読売新聞オンライン

 JR西日本の最大労組・西日本旅客鉄道労働組合(約2万3000人)は、福知山線脱線事故を受け、職場で実施している安全に関するアンケート結果をまとめた。8割超が「ミスを報告しやすくなった」と回答。事故後、JR西はミスに対する懲罰的指導をやめており、組織の風通しが向上したことがうかがえる。一方、ミスを減らすための会社の支援について、4割が不十分と答え、課題も浮かぶ。(高山智仁)

ミスを報告しやすくなったか(写真2枚:読売新聞)

 同労組は事故後、社員の安全意識などを把握しようと、定期的に職場向けのアンケートを実施。同社が事故後に策定している「鉄道安全考動計画」が来年度改定されるのに合わせ、同労組は今年2~3月、本社や駅など316の職場で行い、全職場から回答があった。

 国の航空・鉄道事故調査委員会(当時)は、事故の背景として、懲罰的な日勤教育など厳しい運転士管理があったと指摘。JR西は2016年から、人的ミスを懲戒処分やマイナス評価の対象から外し、原因究明と再発防止に生かしている。

 アンケートでは「ミスを報告しやすい環境になったか」の設問に対し、約84%が「十分なった」「まあまあなった」と答えた。

 一方、人為ミス低減に向けた体調管理などの会社側の支援については、約43%が「あまり充実していない」「充実していない」とした。

 同社では社員約2万4800人のうち、事故後に入社した社員が6割を占める。「事故を心に刻み考動する取り組みが職場で行われ、風化防止ができているか」については、約92%が「できている」と回答した。

 同労組は現在アンケート結果を分析中で、7月に開催する定期大会で組合員向けに内容を発表し、その後、安全についての提言を会社側に行う際に生かす予定という。

感想
ミスを減らすためには、自分のミスであっても、決して懲戒処分やマイナス評価しないことです。
この当たり前のことに、JR西は多くの犠牲者を出してようやく気付かれたようです。
過去の経営者が福知山線事故を起こしたと言っても過言ではないです。

まだまだミスを懲戒処分やマイナス評価にしている会社があります。
賢い経営者は、問題を起こす前に改善されるのですが。
結果として懲戒処分やマイナス評価している会社の経営者はバカということです。