そごうのミレニアムカードに妻が入っています。お誕生日月ということで、そごうに入っている中華料理店から下記の案内が届きました。
表面
ミレニアムカード会員のあなたさまへ
お誕生日おめでとうございます。
ご注文時に、本状を売り場係員にお渡しください。
心ばかりのお祝いの品をご用意しております。
・このサービスは以下の店舗でのお食事のお客様のみ有効です。
・このサービスはお誕生日から1か月以内とさせていただきます。
裏面
お誕生日を迎えるあなたにお知らせする特別コースのご案内
バースディコース
~ワンドリンクプレゼント~
お一人様5,000円(税込5,400円)
2名さまより承ります。ご予算に応じてさまざまにご用意いたします。お気軽にご相談ください。
感想;
妻からの質問は、「ワンドリンクサービス」はバースディコースを注文した場合だけか、他のお料理を注文した時もかでした。
ウエイトレスさんに確認すると、バースディコースのお料理を注文した時だけとのことでした。ご予算に応じて対応しますの説明はありませんでした。
そうすると、お祝いの品とは、
バースディコースを注文した人だけにワンドリンクと言うことになります。お誕生日コース自体がメニューに載っていない特別コースなので、値段は割安なのでしょう。そうするとワンドリンクサービスも含めた値段設定になっているので、ワンドリンクサービスの意味がありません。
お客様のお誕生日をお祝いすることが目的ではなく、バースディコースを注文させることが目的になります。
ここで気になるのは、「2名さま」です。お1人だとお祝いの品もないことになります。また「ご予算に応じて」とありますが、単品注文はご予算に応じてに含まれていないことになります。
お店が、お客様のお誕生日を祝いたいのか、それともお客様のお誕生日にかこつけて売り上げを上げたいのかどちらなのかと疑問が湧きました。
商売は売り上げを目的にすると結果は良くないと言われています。お客様の満足を高めることを目的として行うことです。その結果が売り上げです。
その他、以下の点が気になりました。
1)奥の席の方が注文に来るのをずっと待っていても、ウエイトレスが来ないために、お客様がしびれを切らして席を立ってウエイトレスさんを呼びに行かれました。サービスの良いお店では、メニューを渡し、直ぐに決められない場合は、3分後くらいにお客様のもとに再度来るか、遠くから様子を伺うかしています。
2)デザートを持って来たとき、手前に置かずにテーブルの真ん中に置きました。手前があいていました。その時、食べ終わった器を片づけずに行かれました。最後まで食器を片づけに来られませんでした。
家族の話では、昔に比べ量が少し減り、味が落ちている印象だとのことでした。経営が苦しいのでしょうか。スタッフの教育も落ちているように感じました。お祝いカードを作成された部署の方の”お客様を考える”ことも落ちているように思いました。こう感じた客がいたことを知らせてあげるのが、お店にとっても良いことなのですが・・・。
お客様には次のパターンがあると言います。
1)苦情を出すが、苦情の返答でお客様を継続するか考える。
2)苦情を出さないが、お客様として継続する。
3)苦情を出さないが、お客様から離れて行く。
1)と3)のお客様にはこれからもひいきにして欲しいために、お客様から積極的にお客様の声を集める努力をしている企業が成長を継続していくのだと思います。
そごうは、学生時代から好きだったので、頑張って欲しいのですが。その中華料理店は、値段設定も少し高めのお店だけにサービスがその値段に到達していないように思いました。銀座に本店がある中華料理店のチェーン店で、よく利用しているのですが、とっても残念でした。
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