幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「どん底から最高の仕事を手に入れるたった1つの習慣」 福島正伸著紹介

2014-02-03 01:20:59 | ブログ

「どん底から最高の仕事を手に入れるたった1つの習慣」 福島正伸著より

・思い通りにならないことに意味がある

 失敗からは学ぶことしかない。

・困った人が自分を成長させる

 どん底は、人の次元が変わるところ。

・厳しい環境でこそ人は輝く

 一度やると決めたことは、どんなことがあってもあきらめない。

・自分の生き様が未来を変える

 何をやっても、失うものより得られるものの方が多い。

・人生の意味とは

 逃げないで受け止めれば、人生は、感謝と学びばかりの毎日になる。

この本は著者(大学卒業後企業化を企画するが何度も失敗する)の自伝の登場人物と、企業に勤めた友人(架空?)との交流を通して、最高の仕事を得ることのストーリーです。

この生き方はまさにロゴセラピーの考えと同じでした。ある状況になったとき、三毒(愚痴、怒り、嫉妬)を吐き自分を毒して行くか、それともその状況を受け容れて今できることに価値を見い出して行くか。逃げないで受け止めれば、その状況も意味を持ってきます。

幸せになりたいと思いながら、実は自分から自分を不幸せにしていることに気が付かないで生きていることがあります。幸せに生きるにはその気づきと生きるための考え方とその実践があるかないかで分かれるように思います。


ロゴセラピー 話すことは自己距離化

2014-02-02 00:56:28 | ブログ

ロゴセラピーは「夜と霧」の著者 ヴィクトル・フランクルが始めたものです。ナチの収容所での死の恐怖体験から生み出されたと理解している人もおいですが、その前にロゴセラピーの基本的な考えを確立していました。まさに、自分が確立したロゴセラピーの有用性をはからずしも実体験で証明しました。

フランクルがロゴセラピーの考えに至ったのは勤めていた青少年センターで、当時オーストリアでは若者のうつ病治療の経験からでした。うつ病の若者にボランティア体験をさせたところ、うつ病がよくなるケースがかなり出て来ました。このことから、何か目的を持って意味あることをすることがうつ病に効果があった、即ち価値あることをやることが人を生きようとさせるのではないかと気づきました。

ロゴセラピーは自分が意味を見つけると言うよりも、人生から自分に問いかけてくると考えています。人生が問いかけて来るとは、自分に影響を与える状況が自分に降りかかってきます。それを自分がどうするかの選択肢の自由度があります。例えば病気も降りかかってきます。いくらそれを拒否し愚痴っても、病気が逃げることはありません。病気を受け容れ、そこで何ができるか、病気になった状態で何か価値あることができるかを探して実践します。それが結果として意味ある人生になって行きます。

ロゴセラピーでは実践するために幾つかの手法(考え方)があります。逆説思考、自己距離化、自己超越化など。

自己距離化は自分を客観的に観るものです。今自分は興奮しているとか、自分がこういう気持ちになっているのはどうしてなのかを考えることができたり、自分の言動が周りにどう映っているかも冷静に観ています。

自分の気持ちを話す。話すことで自分の考えていることがわかってきたりすることもあります。話している中で解決を見い出すこともあります。少し自分を冷静に観ることが出来るのではないでしょうか。話す⇒放す⇒離すとも言います。まさに離すは距離を置いて自分を観ている状況なのではないしょうか。話すには口に出して言うことも、メールで文字にすることもあります。上手く話すことができる人は、自分を上手く管理できている人かもしれません。

いのちの電話には電話だけでなくメール相談もあります。

https://www.inochinodenwa-net.jp/index.html

電話はフリーダイヤル(毎月10日)は電話がつながるのはかけた電話の4%と報道されています。一般電話はもっとつながらないとWebにも出ています。電話はかけ続けているといつかかかりますが、かけ続ける必要があります。メール相談は受け付けているか受け付けていないかを見ればよいので時々チェックすることで済みます。家族や友達などに相談が難しい場合は、活用されるとよいと思います。


フォアグラ弁当 ファミリーマート販売中止が意味すること

2014-02-01 01:40:50 | ブログ

秋元祥治氏(NPO法人G-net代表理事・滋賀大学客員准教授)が3つの視点を紹介されており、今回の出来事を考えてみる上で参考になりました。

http://www.huffingtonpost.jp/shoji-akimoto/foie-gras-family-mart_b_4671266.html

3つの視点

1.食文化 

食はその国の文化の一部だとの考えです。日本だとイルカ(クジラ)とか活き作り(まだ魚が動いている)、踊り食い(生きているまま飲み込む)、韓国では犬料理など。フォアグラはフランスの食文化で起源はローマ時代からだそうです。その国の食文化に対し、その食文化がない国がどう考えるか。

 2.動物愛護

NPO法人アニマルライツセンター

 http://www.hopeforanimals.org/topics_detail6/id=274

 上記のYou-Tubeでフォアグラを作るためにどんなに動物を苦しめているかを皮肉を込めて紹介しています。ひよこの段階でメスはフォアグラには適さないとのことで殺されてしまいます。鶏は逆にオスは卵を産めないということで殺されるか、屋台で売られています。

 食するために動物を殺す時は痛みを与えないようにとの法律なども策定されているようです。

 動物愛護といいながら飼育して殺して食べています。ここでの動物愛護は飼育での苦痛、殺害での苦痛を問題にしていますが、食するために飼育/殺すことについての議論までは踏み込んでいません。そこに踏み込むと肉は全て無くなってしまいます。

 米国のカリフォルニア州では販売中止を決めています。シカゴでは販売中止を決めましたが、レストランの猛反発を受け、廃止しました。ヨーロッパでも飼育禁止している国が多くあり、現在8割はフランスでの製造とのことでした。

 3.クレーム対応

 ファミマには22件の苦情が寄せられたとのことです。またNPO法人アニマルライツセンターも販売中止を申し入れ、今回ファミリーマートが販売中止を受けたことで、コメントをWEBで公開しています。

 http://www.hopeforanimals.org/topics_detail6/id=274

 クレームに過剰に反応することの問題点も挙げられています。

  

朝のテレビで、高木美帆さんが、人は動物を殺して食し生きていることを認識し、動物に対して感謝の気持ちを持つことが大切で、今回の議論ではそれが抜けているとコメントされていました。

 今回は企業が判断したことですが、販売中止ということは、フランスの食文化を抗議により否定したことにもなります。また、抗議で方針を変えたということは、フォアグラに関しての各国の対応や動物愛護の観点からの判断をしていませんでしたということを暗に言っていることでもあります。ただ、指摘されて考えることも必要です。

動物だけでなく、植物も含め、生きているものをいただいて私たちは生きていることを思い、いただいているものに感謝して、その生を生かしていきたいと思いました。