幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

受験/不安と共に 運不運をどう受け入れるか

2014-02-10 00:40:30 | ブログ

飯田橋の駅を降りたら、東京理科大と法政大学の入学試験の会場案内の人が立っていました。受験なんだと思って周りを見渡すと受験生らしい人がいました。先日も駅に中学受験の予備校の先生が立っていて受験生を応援していました。

自分の受験を思い出しました。田舎の高校で、浪人はしたくないとの思いが強く、願書を私立に5校、国立に2校(当時は一期校と二期校)出しました。この私立に落ちたら、ここを受けるなど、いかに浪人しないかを考えました。

国立入試の前日に見た英語の発音記号の問題集に類似の問題ができ、いつも取れない点が取れました。物理はどの分野の問題が出るかで出来が左右しますが、幸い得意な分野がでました。大学院の試験では有機化学の1問がまったくわかりませんでした。ある化合物の構造がわからないので解けませんでした。その後の授業の期末試験で出された問題は大学院の有機化学の試験問題の候補だったが採用されなかったものでした。その問題はクラスで一人だけ解けました。

試験には運不運が大きいです。もちろんある程度の実力があった上でのことですが、試験問題の運不運で人生も変わって来ます。

モーグルの上村愛子選手は素晴らしい滑走でしたが、残念ながら今回も前回に引き続いて4位でした。5年連続オリンピック出場自体が素晴らしいことですし、さらに5年連続入賞も立派な結果です。最後の選手が滑る前までは3位でした。その選手が失敗していればメダルが取れていました。そのモーグルでも準決勝1位の選手は決勝に進めませんでした。他の種目でも予選トップの点数で決勝進出した選手が二回とも失敗して入賞もできませんでした。その選手の予選の点数は金メダルを取った選手の点数を上回っていました。

本番で力を発揮しメダルを取ることはとて難しいことなのだと思います。心配事があるとそれで体調を崩してしまう場合もあります。不安を自分で考えれば考えるほど不安がさらに大きくなり、それに押しつぶされてしまう場合もあります。戦う前に自分で負ける道を結果として選択しています。心配や不安をいかに大きくしない方法を身に付けることも生きる上では必要なのだと思います。

一番大切なことは、その結果を受けて今どうするか、これからどうするなのだと思います。そうすればマイナスだと思った結果が、大きな意味を持っていたことになり、より良い結果を得るのではないかと思います。「神様はその人の将来のために、その人が耐えられる試練を与えている」との見方もあります。その見方はまさにロゴセラピーの考え方でもあります。ロゴセラピーは、人生にYesと言って状況を受け容れ、その中で価値を創って行くことだとフランクルが言っています。