http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E6%B2%96%E7%B8%84%E3%83%98%E3%83%AA%E3%83%91%E3%83%83%E3%83%89%E6%94%BF%E5%BA%9C%E3%80%81%E7%A7%BB%E8%A8%AD%E5%B7%A5%E4%BA%8B%E3%82%92%E5%86%8D%E9%96%8B-%E7%8F%BE%E5%A0%B4%E3%81%AF%E5%A4%A7%E6%B7%B7%E4%B9%B1/ar-BBuDCZi?li=AA570j&ocid=spartandhp#page=2毎日新聞
政府は22日早朝、米軍北部訓練場(沖縄県東村、国頭村)の約半分の返還に伴うヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)の移設工事を再開した。着工に当たって沖縄県警などは、反対派が東村高江周辺の工事現場の出入り口付近の県道に車両を置くなどして築いていたバリケードの撤去作業を始めた。現場は座り込むなどして抗議する反対派と、それを排除しようとする全国から動員された機動隊員が激しいもみ合いとなり、大混乱となっている。
防衛省沖縄防衛局は、午前6時ごろに反対派の多くが座り込む県道沿いの出入り口とは別の出入り口にフェンスを設置し、移設工事を再開した、と発表した。
反対派は22日未明から南北約100メートルにわたって県道に車を駐車させ、座り込んで一帯を封鎖した。午前5時半ごろ、機動隊が出動して次々と排除を始めたため、反対派は強く抵抗。一部の車両がレッカー車で移動させられたが、反対派と機動隊とのもみ合いが続いている。現場には警視庁など全国から機動隊員が数百人規模で動員されている。
沖縄本島北部に広がる北部訓練場は、面積約7800ヘクタールの沖縄最大の米軍施設。大半が森林で、米海兵隊がゲリラ訓練やヘリコプター演習に使用している。日米両政府は1996年に約4000ヘクタールの返還に合意。その際、7カ所(後に6カ所に変更)のヘリパッドを返還後も残る訓練場内に移設することを条件とした。
しかし、新たなヘリパッドは東村高江の集落を取り囲むように計画されていることから、住民らは騒音などを訴えて反対運動を展開。移設工事は2007年に着工し、6カ所のうち2カ所が完成したが、4カ所は着工できていない。危険性が指摘される米軍輸送機オスプレイが運用されることからも、住民らはヘリパッドの移設に反対している。
工事現場の出入り口に車両を置くなどする反対派の抵抗に対し、政府は撤去を指導するよう県に要請し、県が6月に車両などを移動させるよう反対派に文書で指導した。一方、沖縄防衛局は今月11日から北部訓練場への資機材の搬入を開始し、再開に向けた準備を進めていた。
米軍北部訓練場近くの県道に座り込み、機動隊員に運び出される人たち=沖縄県東村で2016年7月22日午前7時21分、津村豊和撮影© 毎日新聞 米軍北部訓練場近くの県道に座り込み、機動隊員に運び出される人たち=沖縄県東村で2016年7月22日…
政府は北部訓練場の約半分の返還が実現すれば、大幅な基地負担軽減につながると強調。政府が進める米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設に沖縄県の翁長雄志(おながたけし)知事が反対する中、別の基地問題で翁長知事を揺さぶる狙いもあるとみられる。
これに対し、翁長知事はヘリパッド建設の是非について態度を明確にしていないが、沖縄防衛局が参院選翌日から再開準備を始めたことなどを踏まえ、「(反基地の民意が示された)参院選直後に強硬に進めようとする政府の姿勢は県や県民との信頼関係を大きく損ねる」と強く反発。配備に反対するオスプレイがヘリパッドを利用することなどを理由に、工事再開は容認できないとの姿勢を示している。【佐藤敬一、川上珠実】
感想;
ああ、またかと思ってしまいました。
参議院の選挙前は沖縄の軍事施設の工事を凍結して、選挙が終わると強引に再開。
選挙前は和解の方向で話合いとなっていたのが、一転沖縄県を政府が訴えると。
選挙前は美辞麗句を並び立てて、やられていることは、秘密保護法、集団自衛権の成立。
そして緊急時は政府に権限を集中する法案や憲法改訂を。
経済で行ているのは、借金を増やしてお金を使って景気を少しでもよくしている。
でも結局これは将来の借金を増やしているだけ。
株価を上げるため年金資金を倍投入して2015年度の年金運用は5兆円の損失。
安倍首相は「損失になったら年金を減らすしかない」と。
でも、あれだけ参議院選挙で支持があったのですから、年金は減っても良い。
戦争のリスクは増やしても良い。
沖縄の住民の声は聴かなくてよいとの政府を支持したことになるのでしょうね。
戦争は決して繰り返してはいけないと言われていた、永六輔さん、大橋巨泉さんが亡くなられました。
大橋巨泉さんの週刊現代のコラムの最後の言葉は「安倍晋三の野望は恐ろしいものです」だったそうです。
そして野党への投票を呼び掛けていたそうです。
国の将来を憂いながら亡くなられたのではないでしょうか。
シベリアに数年抑留された義父は、「まさか戦争にはならないと思っていたら戦争になった。もうその時は戦争反対と言えなくなっていた。戦争を決めた人は安全なところにいて、そして戦争に反対だった人が戦争で人を殺す訓練をさせられ現地に行った。現地では病気で多くの兵士がなくなった」と。
美輪明宏さんが、「戦争になったら真っ先に戦争に行く人が安保法案に賛成すればよい」と言われていました。
悲しいかな、戦争に反対している人が戦争に送り出されてしまいます。
最近のアンケートで60%が今憲法を改訂しなくてよいとのことでした。
しかし、安倍首相は着々と進められるでしょ。
そのお墨付きを参議院選挙で与えてしまったのですから。
戦争になって、愛する人が戦争で亡くなって、この参議院選挙のことがターニングポイントだったと知るのでしょう。
英国のEU離脱投票も離脱に投票した10数%の人がもう一度投票があったら残留に残ると答えていました。
残留に投票した人で離脱に投票すると回答した人は数%でした。
よく考えて投票することなのでしょう。
政府は22日早朝、米軍北部訓練場(沖縄県東村、国頭村)の約半分の返還に伴うヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)の移設工事を再開した。着工に当たって沖縄県警などは、反対派が東村高江周辺の工事現場の出入り口付近の県道に車両を置くなどして築いていたバリケードの撤去作業を始めた。現場は座り込むなどして抗議する反対派と、それを排除しようとする全国から動員された機動隊員が激しいもみ合いとなり、大混乱となっている。
防衛省沖縄防衛局は、午前6時ごろに反対派の多くが座り込む県道沿いの出入り口とは別の出入り口にフェンスを設置し、移設工事を再開した、と発表した。
反対派は22日未明から南北約100メートルにわたって県道に車を駐車させ、座り込んで一帯を封鎖した。午前5時半ごろ、機動隊が出動して次々と排除を始めたため、反対派は強く抵抗。一部の車両がレッカー車で移動させられたが、反対派と機動隊とのもみ合いが続いている。現場には警視庁など全国から機動隊員が数百人規模で動員されている。
沖縄本島北部に広がる北部訓練場は、面積約7800ヘクタールの沖縄最大の米軍施設。大半が森林で、米海兵隊がゲリラ訓練やヘリコプター演習に使用している。日米両政府は1996年に約4000ヘクタールの返還に合意。その際、7カ所(後に6カ所に変更)のヘリパッドを返還後も残る訓練場内に移設することを条件とした。
しかし、新たなヘリパッドは東村高江の集落を取り囲むように計画されていることから、住民らは騒音などを訴えて反対運動を展開。移設工事は2007年に着工し、6カ所のうち2カ所が完成したが、4カ所は着工できていない。危険性が指摘される米軍輸送機オスプレイが運用されることからも、住民らはヘリパッドの移設に反対している。
工事現場の出入り口に車両を置くなどする反対派の抵抗に対し、政府は撤去を指導するよう県に要請し、県が6月に車両などを移動させるよう反対派に文書で指導した。一方、沖縄防衛局は今月11日から北部訓練場への資機材の搬入を開始し、再開に向けた準備を進めていた。
米軍北部訓練場近くの県道に座り込み、機動隊員に運び出される人たち=沖縄県東村で2016年7月22日午前7時21分、津村豊和撮影© 毎日新聞 米軍北部訓練場近くの県道に座り込み、機動隊員に運び出される人たち=沖縄県東村で2016年7月22日…
政府は北部訓練場の約半分の返還が実現すれば、大幅な基地負担軽減につながると強調。政府が進める米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設に沖縄県の翁長雄志(おながたけし)知事が反対する中、別の基地問題で翁長知事を揺さぶる狙いもあるとみられる。
これに対し、翁長知事はヘリパッド建設の是非について態度を明確にしていないが、沖縄防衛局が参院選翌日から再開準備を始めたことなどを踏まえ、「(反基地の民意が示された)参院選直後に強硬に進めようとする政府の姿勢は県や県民との信頼関係を大きく損ねる」と強く反発。配備に反対するオスプレイがヘリパッドを利用することなどを理由に、工事再開は容認できないとの姿勢を示している。【佐藤敬一、川上珠実】
感想;
ああ、またかと思ってしまいました。
参議院の選挙前は沖縄の軍事施設の工事を凍結して、選挙が終わると強引に再開。
選挙前は和解の方向で話合いとなっていたのが、一転沖縄県を政府が訴えると。
選挙前は美辞麗句を並び立てて、やられていることは、秘密保護法、集団自衛権の成立。
そして緊急時は政府に権限を集中する法案や憲法改訂を。
経済で行ているのは、借金を増やしてお金を使って景気を少しでもよくしている。
でも結局これは将来の借金を増やしているだけ。
株価を上げるため年金資金を倍投入して2015年度の年金運用は5兆円の損失。
安倍首相は「損失になったら年金を減らすしかない」と。
でも、あれだけ参議院選挙で支持があったのですから、年金は減っても良い。
戦争のリスクは増やしても良い。
沖縄の住民の声は聴かなくてよいとの政府を支持したことになるのでしょうね。
戦争は決して繰り返してはいけないと言われていた、永六輔さん、大橋巨泉さんが亡くなられました。
大橋巨泉さんの週刊現代のコラムの最後の言葉は「安倍晋三の野望は恐ろしいものです」だったそうです。
そして野党への投票を呼び掛けていたそうです。
国の将来を憂いながら亡くなられたのではないでしょうか。
シベリアに数年抑留された義父は、「まさか戦争にはならないと思っていたら戦争になった。もうその時は戦争反対と言えなくなっていた。戦争を決めた人は安全なところにいて、そして戦争に反対だった人が戦争で人を殺す訓練をさせられ現地に行った。現地では病気で多くの兵士がなくなった」と。
美輪明宏さんが、「戦争になったら真っ先に戦争に行く人が安保法案に賛成すればよい」と言われていました。
悲しいかな、戦争に反対している人が戦争に送り出されてしまいます。
最近のアンケートで60%が今憲法を改訂しなくてよいとのことでした。
しかし、安倍首相は着々と進められるでしょ。
そのお墨付きを参議院選挙で与えてしまったのですから。
戦争になって、愛する人が戦争で亡くなって、この参議院選挙のことがターニングポイントだったと知るのでしょう。
英国のEU離脱投票も離脱に投票した10数%の人がもう一度投票があったら残留に残ると答えていました。
残留に投票した人で離脱に投票すると回答した人は数%でした。
よく考えて投票することなのでしょう。