幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「ストレスのはなし-メカニズムと対処法-」福間 詳著 "ストレスとどう付き合うか”

2017-05-15 02:08:44 | 本の紹介
ストレスとは私たちが日常生活において受けているあらゆる刺激に対する脳の反応ということになります。
一般的に「疾病」は一定の母集団に対して「罹患率」としてその疾病の発生する確率を出すことができます。ところが、ストレス反応の結果、障害に至った状態である「ストレス障害」は「疾病」ではなく「反応」であるため、罹患率は予測できないのです。刺激の強さとその頻度、種類、また刺激を受ける側の要因により、その数字はゼロにもなれば100にもなります。つまり個人が置かれたさまざまな状況に依存するのです。

疾病というのは(うつ病も含めて)“質”的要素が強く、「ALL or None」、イエスかノーかです。それに対して、ストレス反応は“量”的要素が強く「少しの反応、中くらいの反応、強い反応、非可逆的な反応を「ストレス障害」と呼びます。ストレス反応に関する問題はその対応範囲が膨大なものになるのです。

ハイリスクストレッサーとは、まさに生命の危機にかかわるような強い刺激で、戦場における戦闘行為や、レイプなどの犯罪に絡んだもの、交通事故、航空事故などの事故体験が該当します。その多くは「怒り」「恐怖」「悲哀」といった感情が生起されます。ハイリスクストレッサーにより生じるストレス障害は、PTSDとして知られています。
ローリスクストレッサーとは、私たちが日常で遭遇するような比較的危険度が低い刺激です。例えば上司や同僚との人間関係、物資の不足、劣悪な環境、育児ストレスなどが該当します。その多くは「不安」生起されます。慢性・持続的な刺激であるという特性があります。そのため、我々の生活場面において受ける頻度は各段に高いものになります。

不安と思考様式
1)結果追及型思考とプロセス追求型思考
不安を強く抱く人たちの思考パターンや疑問符の付け方には、ある共通項があります。つまり、いくら考えても決して答えが出ない疑問を抱いたり、その疑問に固執して思考を巡らせたりしているという点です。答えのないことを考えると、実態のないものを模索することになり、堂々巡りの思考となります。「癌になったら嫌だ」「癌にはなりたくない」と心配と希望を往復しているだけでそこから先への発展がありません。このような思考パターン(結果追求型の思考)により不安感が生じるのです。それに対して「癌にならないように二年に一回は検診を受けよう」「かかりつけ医を決めておこう」などという考えには答えがあります。同様に「自信が起きたときの避難場所や家族の連絡方法を今のうちから決めておこう」、これにも明確な答えがあります。こうした考え方(プロセス追求型の思考)では、自分がとるべき具体的な対応策としての行動というプロセスを検討しているわけです。
つまり、「そうなったら嫌だ、困る」「こうなってほしい」などと結果のみに着目するのではなく「そうならないために、また、こうするために自分は何をすべきか」を考察することです。
 
2)不安神経症(全般性不安障害)
不安神経症
・特にこれといった理由もなく何かにつけて心配になり、また理由があったとしてもその理由に見合わないような心の動揺をきたす状態
・その状態はだらだらと長時間にわたり消長を繰り返す
・さらにこの不安によりさまざまな精神症状身体症状が引き起こされる
不安神経症の精神・身体症状とは次のようなものが特徴
・精神症状として過敏、緊張、落ち着きのなさ、不眠、イライラ、集中困難など
・身体症状として筋肉の緊張、首や肩のこり、頭痛・頭重、震え、動悸、息苦しさ、めまい、頻尿、下痢、疲れやすさなどの多様な身体症状 

3)マイナス思考
「過去に自分が体験した事象に対するネガティブな捉え方」

ストレス障害のステップ
1)侵入症状 症状の出現様式
2)回避症状
3)過覚醒症状

身体症状
 脳の変化に伴い体内の生理的な変化が生じます。
 代表的なものが自律神経系の変化と副腎ホルモンの変化です。

ストレス障害の患者さんはある意味で自分に降りかかった難題に、まじめに真剣に必死で立ち向かった挙句に打ちのめされて挫折してしまった人々です。作為や、目論見の介在するゆとりすらなくなっているのです。

サルモンの治療三大原則
・「即時」;直ぐに
・「近接」;その人の傍で
・「期待」:希望を持たせる

うつ病の症状
1)欲動の障害
欲動とは人間が生きていくうえで欠かすことのできない欲求行動であり、性欲、食欲、睡眠欲、行動欲、生命欲の五つがあります。

2)抑制症状
代表的な抑制症状
①思考の抑制;判断力の低下、優先順位がつけられない、同じことばかり考えるなど
②筋肉の抑制;表情筋のゆるみ、緩慢な動作、疲労感、脱力感、声が小さいなど
③胃腸の抑制;食欲低下、便秘、口渇など

3)思考様式・判断力の低下
天気の良い朝を迎えると「気分がいいな。遊びにでもでかけたいな」と感じるのに対し、あるうつ病患者は「こんな良い天気に外に出たくない自分が情けない。つかれるとかえって辛くなる」といいました。 
理屈でわかっていても、他者の忠告に耳を傾けない頑な態度も、うつ病の特徴の一つです。

4)リズムの障害
・病相としての波;波の波長が病気の期間、振幅が症状の強さ、波形が症状の安定性、波色が症状の特徴です。
・季節変動、日内変動
午前中抑制が強く、午後から夜間にかけて軽減することが一般的です。 

サマーワに派遣された約10名の女性自衛官がいたが、男性に比べてストレスへの対応がよかった。ストレス対策方法を尋ねたところ、
「おしゃべりをする」「運動をする」「あれこれ考えすぎない」というものでした。

ストレス解消法
男性;「運動」「趣味・活動」「思考」
女性;「休養・休息・寝る」「友人との交流」「相談する」

復職するための休職中の過ごし方
1)社員としての自尊心を保持すること
2)復職に対する気持ちを維持すること
3)体力の低下を防止すること
4)コミュニケーション環境を維持すること
5)職務感を失わないこと
6)職務環境のの調整を行うこと

すべきこと
1)刺激を避けない
2)プラス刺激を入れる
3)周辺の脳を活動させる
4)ストレスは避けるのではなく薄めるもの
5)興奮した脳の鎮静化

してはならないこと
1)ダラダラしたり、二度寝や昼寝をしたりなど休むこと
2)反省と後悔など自己否定をすること

食事
1)一日に参加規則的に食事をとることの重要性
2)食事は楽しんでゆっくり食すことが大切
3)ストレスに備えるための栄養素

ストレスに打ち克つために
1)目標の設定と情報
2)適正な評価と裁量権

遊びのすすめ
 ・生活に余白を作る
 ・自分で考える、非日常性刺激、自己否定
 ・脳のリセット
 ・プロセス思考の活用

感想
ストレスに対する抵抗力を普段から養っておくこと。
それには柔軟な考え方と幸せに物事を捉えることが必要なのでしょう。

うつ病になると何もできなくなると言われていますが、その中でもできること、何か体を動かすとか、リズムある生活を少しでも送るとか、身体を動かすことが精神面にも大きく影響していることが大切なのでしょう。

それと何より、希望を持つと、何かその状況の中でも”生きる意味”を見つけられるとエネルギーが湧いてくるのでしょう。

「マツ☆キヨ:『ヘンな人』で生きる技術 池田 清彦著, マツコ・デラックス著 "自分の人生を生きる”

2017-05-14 08:14:18 | 本の紹介
「ヘンな人」で生きる技術 
「自分は組織からドロップアウトしても平気で、むしろあえて半分くらいはドロップアウトしているという立ち位置を担保しないと、日本では生きにくいよね。官庁の出先機関の人間が急に、本庁の意見と違うことを言うなんてことは、クビを覚悟じゃないとできないのでしょう。だけど、最初からヘンなことを言っているというポジションを作っておくと-おれは自分で意識してそうしてきたつもりではないんだけど-、多少は過激なことを言っても「しょうがない」と思って貰える。ただ、そういう人は絶対に偉くならないよ。けれども、とにかく、そういう生き方ができる。そうやってうまく「ヘンな人」にならないかぎりはむしろ言いたい意見が言いづらいという風土なんだよね」(池田)

「そもそもね、アタシは、自分のことを「どうせ理解されない」と思っているんですよ。だから、理解してほしい、あるいは理解されるのが当然だと思っちゃっている人の言動を見ていると、こっぱずかしいものを覚えてしまう。」(マツコ)

感想
会社でも変わった人が何人かいました。
その変わった人が行うことは、「仕方がないな」と皆がそう思っていました。
その人が”変なこと”をしても諦めがありました。
ところが他の人がそれをすると、皆から苦情を言われていました。

今では当たり前ですが、会議にPCを持ち込んでメールを見ていたら、上司に叱られました。
誰もそれをしていませんでした。
会議は自分が関係する議題は一部で、後は聞いていればよいだけのこともたくさんあります。
その時間を有効に使わないと、仕事が多くて、残業しても片付きませんでした。
会議が多かったので、その時間を有効活用していました。
初めて行うと反発を貰うものです。
上司が変わっても会議にPCを持ち込んで仕事をすることは叱られました。
そのうち諦められたのか、周りの人もPCを持ち込むようになり、当たり前になりました。





阿川佐和子さん「サワコの朝 北斗晶さん」 "我はこの道を行く”

2017-05-13 08:44:14 | 生き方/考え方
乳がんの手術。「この道より、我を生かす道は無し。我はこの道を行く」をモットーに。
大仏様が怖い。突然立ち上がるのではないかと思う。怒られるとすごく怖いが、怒っても愛情があふれている方。

体調はすこぶるよくて、着々と太っている。1年2か月の闘病を経て復活。
16歳の時、家族の反対を押し切って女子プロへ。引退後はタレント。夫の佐々木健介さんと一緒にTVにも。何があっても負けない強さをサワコさんに語る。

去年の11月終わりに復活した。同じ病気の人にできることは元気な様子を見せることが私にできること。闘病中に治った方が乳房再建した人が見せてくれた。それが元気になった。

1曲目は、女子プロの主題歌になった曲で、プロレスラーになりたい自分と重なった曲。 遠藤京子さんの「輝きたいの」
女子プロレスになりたい人が多かった。狭き門だった。埼玉の女3姉妹の次女だった。オテンバするすぎる子ども時代。どろ団子作って投げていた。男の子からやられたら中に石を入れて返してやるくらいだった。

ひいおじいさんとひいおばあさん、おじいさんとおばあさんがいた。ひいおばあさんがプロレス好きだった。プロレスのTVを見ていた。プロレスに対するイメージイマイチよくはなかった。友だちにプロレスが好きな同級生がいて仲良くなった。プロレスを見に行った。当時14歳。ソフトボールやっていた。そしたら、プロの人からプロレスラーになったらと言われた。そしてTV見たら、新人デビュー戦をやっていた。「これは大したことない。私でもできる」と思った。高校を中退して入門した。3,500人中10人募集の狭き門だった。おじいさんが大反対した。おじいさんから殴られるぐらい反対された。入ったら雑用。トイレ掃除は当たり前。睡眠時間も十分でなかった。寮でこき使われた。「夢があるとすごいです」。夢のためなら頑張れた。

どんどん鍛えられて強くなった。デンジャレスクイーンに。プロになって15年経過していた。20代前半。どんどん悪党になった。青は悪党。赤は善玉。青に行きたいと思ったが「赤に行け」と言われた。目が足れ目なので悪役の顔でないと。プロレス興行で「メキシコに行け」と言われた。メキシコに行くのは、日本で人気がなくなった人が行っていた。自分がそういわれてしまった。向こうに行ったら大悪党になった。日本人だけで悪党になった。それが嬉しかった。石を投げられたりした。ファンの声援が変わってきた。

夫健介はどこも良くなかった。つまんなかった。毎日毎日電話がかかってきた。「もしもし」。それ以降は沈黙。そして「北斗晶は本名ですか?」。本名であるわけない。また沈黙。そしたら「おいくつですか」と。沈黙が続くのでこちらか「いくつですか?」と尋ねたら、「いくつに見えますか」と。お前が年齢聞いてきて、なんと面倒くさいやつなんだと。電話がかかるのが深夜0時。そのうち、電話を待っている自分を感じるようになった。結婚相手には「素直で優しくて無口で私の言うことを聞く人」だった。ぴったりだなと思った。

全摘と言われた時、「全摘とは?乳首は?」と尋ねたら全部取ると。夫が「全部取ってください。命が優先ですから」と言ってくれた。

闘病中、イライラした。食器洗ってもまた食洗器を使っている。乾燥だけ使えばよいのに。味がわからなくて夫に尋ねたら「たぶん大丈夫」「たぶん大丈夫とは?」いらいらする。いつも通りの日常こそ元気の源。カートを押していた方が助かるのに、カートを押そうとしてくれて、言い争ったりと、それがよかった。家庭では髪の毛がないまま暮らしていた。笑いに適うものはなかった。

2曲目、「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」。中学生の時。いつかニューヨークに行って聞きたいと思った。それが去年チャンスができた。長男がアメリカの大学に行くので家族で行った。マディソンスクエアガーデンでプレーしたかった。バスケットの試合があるとのことで、チケット5万円もした。並んでいる時自分の夢を子どもに話した。しかし、直前でチケットが売り切れた。「ママの夢が叶わなかった」。入れなかった。息子が何度も励ましてくれた。「また来いということだよ」と。
やれるときにやれることはやることかな。また、いつか行ってやると思っている。

感想
メキシコ行きは会社で言えば”左遷”。
しかし、それが転機となり、悪役レスラーとして人気が出ました。

乳がんという突然の病。
その病と闘い、病を体験したからこその人生を生きる。

人の人生は比較することは無意味です。
人それぞれ、人生からの問いかけは異なります。
その問いかけにどう応えて生きていくかなのでしょう。
そうすれば、その人の生きる道が輝くのでしょう。

「トヨタの片づけ」 OJTソリューションズ "徹底するすごさ!”

2017-05-12 01:40:00 | 本の紹介
・片付ければ「ムダ」が利益に変わる。
1)スペースのムダ
2)時間のムダ(探し出す時間の無駄)
3)間違えるムダ
ものづくりの現場では、片付けがされていないと、間違った部品を使ってしまうリスクがあります。品質不良やクレームなど大きな問題につながりかねません。
4)とりに行くムダ(遠くにあると時間の無駄)

・書類を取り出すのは「10秒以内」
・置きっぱなしの書類のほとんどは捨てても問題ない。

・整理する=「いるもの」と「いらないもの」を分け、「いらないもの」は捨てる。
・整頓する=「必要なもの」を「必要なとき」に「必要なだけ」取り出せるようにする。

・「何が」必要なのか。「いつ」必要なのか。
「どのくらい」必要なのかがわかっているかどうか。

・まずいことを隠したくなる。それが人間の心理。
ものづくりの現場では、誤発注によって搬入された材料が、誰の目にもとまりにくい倉庫の隅に隠されてしまうことがしばしば起きます。結果、倉庫はモノであふれかえり、整理・整頓が進まない状況になります。

・「いつかは使うだろう」は諸悪の根源

・タイヤがパンクして飛び込んで来たお客様への対応
 その車に合うタイヤの在庫がなかった。どうしても車で出かけないといけなかった。そこで、展示していた新車のタイヤを外してお客様に提供した。お客様にはタイヤが必要。新車にはタイヤがなくても困らない。お客様は感動した。展示されている新車にタイヤがないので、不思議がって尋ねたお客様にそのお話をしたことで、人気店になった。そこまでお客様の対応をしてくれるお店だと。

・「いつかは使う」には期限を設ける

・人を責めるな。「しくみ」を責めろ
発注ミスをして倉庫に在庫が山積みになっていた。保管のためのお金がかかっていた。
 ・なぜ、発注ミスをしたのか
 ・どうすれば、発注ミスをなくせるか
 ・発注ミスが起きたときにどのように対処するか
発注ミスをした人を問い詰めることはしない。マイナス情報を迅速に伝えることを評価する風土を創っていく。

・「発注点」を定めなさい(コピー用紙に残りいくらになったら発注するかのカードを差込む)

・「使わないもの」「使えないもの」に赤札を貼っていく。赤札には、場所と品名、数量、赤札を貼った理由、処置部門、担当者、処置期限、処置方法などをメモしておく。「使うもの」についてはそのままにしておく。

・付随作業がゼロになるよう整頓する。
 ・よく使うものが離れたところに置いてあるので、とってくる時間がかかる。
 ・一緒に使うものが別々のところに置いてあるので、手間がかかる。

・「モノを探している時間」はお金を生まない。

・「使う頻度」が低いものはシェアする
 カッターナイフが100本以上もある職場にあった。

・マップ図は現場に掲示する。写真を掲示すれば「見える」

・棚の管理の基本原則は「三定」
1)定位置(モノの位置;モノをどこに置くか)
2)定品(モノの種類;どんなモノを置くか)
3)定量(モノの量;どのくらいモノを置くか)

・「決めたことができない」のはリーダーの責任
 「やれ!」だけでは人は動かない。
 「現場任せ」のリーダーは片づけを習慣化できない

・整理・整頓や清掃も同じ。
「何のためにするのか」という目的がわかっていないと、一時的な活動で終わってしまって、継続できない。

感想
5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)が仕事の効率を計る/ミスを減らすためには重要と言われています。
この中でも、整理が重要と言われていますが、念のために取っておきたくなります。
探していることに時間をかけることが多いので、とても耳が痛かったです。



「マンガでやさしくわかるアドラー心理学」岩井俊憲著 "人との交流が悩みの原点”

2017-05-11 01:40:00 | 本の紹介
アドラー心理学の理論
1)自分を主人公にする(自己決定性)
人間は、環境や過去の出来事の犠牲者ではなく自ら運命を創造する力がある
2)人間の行動には目的がある(目的論)
過去の原因ではなく、未来の目標を見据えている人間の行動には、その人特有の石を伴う目的がある。
3)人は心も体もたったひとつ(全体論)
人は心のなかが矛盾対立する生き物ではなく、一人ひとりかけがえのない、分割不能な存在である。
4)誰もが自分だけのメガネを通してものを見ている(認知論)
人間は、自分流の主観的な意味づけを通して物事を把握する。
5)すべての行動には相手役がいる(対人関係論)
人間のあらゆる行動は、相手役が存在する対人関係である。

ライフスタイル
1)自己概念;自己の現状についての信念
「私は○○である」
2)世界像;世界の現状についての信念
「世界(人生、人々、男性/女性、仲間など)は○○である」
3)自己理想;自己、世界の理想についての信念
「私は○○であるべきである」

ライフスタイルの分類
1)仕事のタスク
役割、義務、責任が問われる生産活動への取り組み
2)交友のタスク
身近な他者とのつき合い
3)愛のタスク
カップルを基本とし、親子も含めた家族の関係

勇気くじきの3つのパターン

1)高すぎるハードル
2)達成できていない部分の指摘
3)人格否定

ベイシック・ミステイクス(基本的な誤り)
・決めつけ
・誇張
・見落とし
・過度の一般化
・誤った価値観

コモンセンス(共通感覚)へ導く3つの方法
1)証拠探し
2)その瞬間を捕らえる
3)ユースフル(建設的)発想

より良い人間関係を求める際の4つのガイドライン
1)尊敬;人それぞれに違いはあるが、人間の尊厳に関しては違いがないことを受け入れ、礼節をもって接する態度
2)信頼;常に相手の行動の背景にある善意を見つけようとし、根拠を求めず無条件に信じること
3)協力;目標に向けて仲間と合意できたら、共に問題解決の努力をすること
4)共感;相手の関心、考え方、感情や置かれている状況などに関心を持つこと

感情は3つに分類される
1)感覚的感情;五感の感覚によって生じる快・不快の意識状態
2)気分;爽快感や憂鬱といった身体の生理的機能との結びつきが強く、比較的持続する感情
3)情動;喜怒哀楽のように急激に生じる、比較的激しい一時的な感情。

自分自身を勇気づけるカギとなるもの
1)所属観;自分自身の居場所を持つこと
2)信頼感;周囲の人々に対する信頼。
3)貢献感;自分が世のため人のために役立っているという感覚。

他者を勇気づける法
1)ヨイ出しをする
2)加点主義でかかわる
3)プロセスを重視する
4)失敗を受け入れる
5)感謝を伝える

感想
いつでも帰れる居場所を持つことなのでしょうね。
そして、自分はいろいろ問題を抱えているかもしれないけど、これはこれで良いんだと認めてあげることなのでしょう。

気持ちの持ち方で、感情は大きく左右されます。
幸せになりたいなら、幸せな考え方をすることなのでしょう。

人は悩んでも解決しないことをあれこれ悩みます。
しかし、その悩みは当然解決するどころか、よけいに不安になり、自分で大きくした不安に押しつぶされます。
自分で大きくしているだけなのですが。
解決しないことに時間を無駄にして、今やるべきことを疎かにしています。
自分を信じて、自分がやりたいことを一つひとつやっていくことなのでしょう。
周りの目を気にせずに、天の目を気にしながら。