幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「小さないのちとの約束 小児・救急医療の充実を求めて」坂下ひろこ著 ”「夜は子どもには無医村」&グリーフケアの居場所”

2024-10-27 17:51:51 | 本の紹介
・元気だった娘が突然のように私の前から姿を消したのは、一歳の誕生日を過ぎてすぐのことでした。私は「かぜくらい」という軽い気持ちでいました。ところが、寝かしつけたつもりで部屋を離れた一時間の間に、取り返しのつかないことが起こってしまいました。・・・
 あの夜の救急車は、病院を探せませんでした。「もっと早く、経験を積んだ医師がいる病院に行けたら、結果がちがったのではないだろうか」そんな疑問がぐるぐると体じゅうを回った一年を過ごしながら、現在子どもの医療は深刻な状況にさしかかっていることを知りました。
 手間と人でがかかるわりに収入が低い小児科は、赤字経営を招き、多くの病院から姿を消しつつあります。小児科医は不足しており、今後さらに減少する傾向です。このような事態に歯止めをかけなければ、子どもが小児科で診てもらえない時代が来てしまいます。

・「(切迫流産の)私は植木鉢とちがうよ。水と肥料だけ与えられて、発芽するまでじっとしてるしかないなら、入れ物と同じやわ。植木鉢は日の当たるところに置いてもらえるだけまだいい」
 夫が現れると不満を漏らした。睡眠不足と自由の効かないストレスから、愚痴ばかりこぼすようになったが、このあといろいろなことを教えられた。

・何日間か私の話し合い手になってくれた彼女は、笑顔で退院していった。
「頑張ってね。今日が最後やない。これからもずっと検診に来るから、のそくね」・・・
 しかし、何回目かのとき、私を見舞うのではなく、再び入院で入ってきた。なぜこんなことが起こるのだろう。赤ちゃんは双子であることがわかり、手術間もないおなかは、双子の出産に耐えられず、中絶が決まったと言う。
 気丈な彼女は、退院のとき、また声をかけてくれた。
「頑張るわ。自分(大阪の人はよく相手をこう呼ぶ)元気な赤ちゃんを産みや、じゃ」
 そう言い遺して彼女が病室をあとにしたとk、申し訳ない気持ちから涙があふれた。それまで
「なんで、私だけこんな思いをしなければ産めないのか」とばかり考えてきたが、間てばその日を迎えられる自分は、愚痴をこぼしては罰が当たると思い知った。

・ようやく大学病院へ
 病棟らしき大きな建物がいくつも見え、大学病院にさしかかっていることがわかった。・・・やっとこさたどりつけた安堵から涙が吹き出してくる。
 同時にこみ上げたものは、わずか自宅から10分のこの病院の門をくぐるために、何時間もの道のりと、はちきれそうな恐怖を切りなければ叶わなかった、不条理だった。

・悪いことばかりが頭をもたげてくる。打ち消したくとも、悪いことのほうが大きくのしかかってくる。そして、自分が罪人になった気分だった。
 あのとき何で部屋から出てしまったんやろ。
 何で一時間くらい大丈夫と思ってしまったんやろ。
 そばで見てたら、こんなことにはならなかった。
 私のせいや。私が悪かった。
 あゆみちゃん、ごめん。お母さんがこんな目に・・・

・「脳炎か脳症と思われます。脳症なら脳炎以上に治療が困難です。時間的にインフルエンザ脳症が考えられますが、これを治す治療法はまだありません。今年は三時間から五時間で死亡するケースが何例か出ています。
 「脳症」という言葉を、これまで聞いたことがない。脳炎と訊くだけでも恐ろしいのに、それ以上を刺す病態を想像できなかった。
「元のあの子に戻る可能性はあるわけですか?」
「いまは何とも言えません。赤ちゃんの場合、長期で見ていかなければ後遺症はわかりませんので」
「もしも、このまま腫れ続けたらどうなんですか?」
「限界を超えると死にいたります」

・あきらめきれない気持ち
 子どもの脳死状態――。この実感は、実際に体験した親でなければつかめないものと思われる。
私たちは、この状態で二週間のときを過ごした。

・霊安室へ
 ほどなく別室に呼ばれる。主治医は、断ることを迷わなくてもいいと前置きしてから、解剖の話を始めた。気遣いはありがたいものだった。しかし、断ったことがのちのち大きな公開となってしまった。
 何が起こり、なぜ死ななければならなかったのか、親として知っておくべきだった。知りたい気持ちが膨らんでくるのは、うっとあとのことである。

・ずっと、「死」とは終わりを意味すると思っていた。しかし、「子どもの死」は、そこからも始まりなのだ。残された親は、自分の暮らしも終わらせてしまいたい衝動に駆られる。だが、それは許されず、生きてゆかねばならない。どう始め、どう続けていくか、大きな課題であり、宿題だった。

・「夜は子どもには無医村」。まさしく、そうだった。

・「ですから、この市でも一か所、何とかならないのですか? 人口から考えて、ここ一か所でまかなききれるものではないでしょう」
 管理医師は苦笑し、首を横に振った。
「あり得ない話です。365日小児科医を確保して、夜間診療所を一か所開くだけでも、至難の業なんです。小児科医は年々減少し、なり手も減っています。それに、小児科は他科に比べて女性医師の割合が多いのです。子どものいる女性が当直をするというのは難しいでしょう」

・「息子さんが園でどのような状態になっているかご存知ですか?」
 私のまった知らないことが起こっていた。息子は、みんなが政策や遊戯をするときも参加せずに床をゴロゴロ転がったり、突然大声を上げて廊下に飛び出すなど奇怪な行動をとっていたのだ。
「お母さん、亡くなった子のことより息子さんのことを考えてください」・・・
「努力します。でも先生、私は娘のことも終わらせられないんです。このコピーを見てください」
 園長は手に取らなかった。
「その件はお断りします。息子さんのことを考えてください」
 突き落とされた。何を頼ればいいのか、わからなくなった。そして、園長から死後に言われた・
「お母さん、息子さんは園でも全力で守ります。だから、あなたは、すぐに心療内科に行ってください」
 ずっとあとになってこの幼稚園で息子がずいぶんと守られていることを感じるようになる。しかし、このときは自分が見捨てられたように受け止めてしまった。日増しに気分が滅入り、このあと吸い込まれるようにウツ状態に突入していく。

・息子の言動は、家でもおかしくなっていった。赤ちゃん言葉を使い、聞きわけががないばかりか分別もなくなり、赤ちゃんになってしまったのだ。おねしょに始まり、起きているときも部屋でジャーと漏らすようになった。
 そこで、あゆみがなくなった大学病院に連れて行くことにした。・・・病名は「心身症」。
「お母さんの影響ですね。お兄ちゃんがいるとき、あゆみちゃんのことを言うのはやめましょう。あゆみちゃんがいないことが当たり前の暮らしに、早くもっていくのがいい」
「おっしゃることはよくわかります。でも、それを取り上げられると、私は・・・。亡くなったことより日増しに悲しみが募っています。底が見えないところに落ちていくようなんです。息子のためを考えながら、私自身はどうしのいでいけばいいのでしょうか?」
「すぐにでなくてもいいけれど、お母さんは心療内科に行かれてはどうですか?」
 数日後、同じ大学病院の心療内科を訪ねると、身体に不調がない悩みであることから精神科に回される。

・通院を繰り返しながら、だんだん自分が求めているものとちがうと感じ始めた。
「先生、こうしていても全然よくならない気がします。身体はいつもだるく、薬が気持ちを回復させるとは思えません。薬を使わない方法はないのでしょうか?」
「昼間のだるさは一種の副作用ですが、夜に眠ることが大切なので薬は続けてください。永遠に続けたとしても差し支えないものですから」
 次の予約をして帰宅したが、悩んだ末に医師に手紙を出した。「申し訳ございません。しばらく休ませてください。自分にとって何に満足が得られるか、探す機会をいただきたく思います。

・あった! 「子どもを亡くした親ばかりで語り合う場」が。もうひとつ、「家族を亡くした人が語り合う場」についても教えてくれたが、迷わず「子ども」のほうに決めた。申し込みをし、その日が来るのを指を折って待つ。

・快感だった。吐き出せたと思った。なのに、気持ちが満たされなかったのはなぜだろう。知らないほうがよかったことを知ってしまったように思えた。私は愚かにも、ここに集まった人の子どもたちと、「死に方」を比べて落ち込んだのが。・・・
 みんな闘病の末の死であるか事故だ。看病が尽せた人が、犯人や死因のはっきりしている人が、うらやましかった。

・子どもを亡くした人の中でさえ惨めに思え、来たことを少し後悔した。迷ったが、「もう一度だけ」と思って参加したときに、自分自身と向き合えるこの会が、私にとって必要であるとわかり、その後一年以上欠かさず参加した。このような偉業を何年も続けている階の代表の方に心からの敬意を持っている。

・会場を出てから何名かで喫茶店に入った。ここに残ったことが私の運命を分けることとなる。
 隣の席に座った、京都から来ている女性が話しかけてくれた。
「お宅の子、かわいそうやったね。うちは長いこと病院に入ってたんよ。話を聞いて思ったんやけど、お宅なんかは同じ病気で亡くした人と話しをするのがいいんやない?」
「めったに出会えるもんじゃないですから・・・」
「いるよ」
思わす、向きを変えて座り直した。

・夜遅くに電話が鳴った。
「こんな夜分に恐れ入ります。わたしくし立石由香と申します」
夜分でも夜中でもいい。一刻も早く連絡が欲しかった。
「いまお手紙を拝見し、すぐにお話がしたくて明日まで待てずに・・・」
 やはり新聞記事の人だった。出会いたい願いは通じたのだ。嬉しかった。私と同じ気持ちでいてくれたことが。面識もないこの人と延々と話した。話は尽きず、明日にでも会いたいと思った。しかし、彼女はとても体調を崩しており、少し回復を待つことにする。

・カウンセラーは真剣なまなざしを向けてくれたが、いつも言葉は添えなかった。
「先生は、何も言ってくれないんですか? 黙って聞くことしか、してはならないんですか?」
「私は、あなたの頭のなかがゴチャゴチャになっているなら、それを見やすいように並べる手伝いをします。とにかくあなたが話してくれることを目的に、ここにいっしょにいます」
 いやな言葉ではなかった。そういう相手は必要だ。しかし、もの足りなさも大きかった。もっとももの足りないのは、この人に病気の話をしてもわからないことだった。心の専門家だけでは、私には足りないのだ。

・連絡をとっていた立石さんは、体調が回復しない状態だったが、思いきってもちかけた。
「会をつくらない? この病気に倒れた子どもの親の居場所をつくろう。協力してくれるかなあ」
 迷わずに同意してくれた。彼女が明るく「それいい!」と言ってくれたように、きっと求めている人はいるはずだと思えた。

・体験を語っても涙など一滴も出ない。娘の体験をとおして、こうした問題に対する世間の認識が高まるならば、それが俗に言う「死を無駄にしない」ということだとうと感じた。

・シンポジウムを開こう
 こうして会の目標を正式に決めた。
 ①かぜやインフルエンザなどから重症化した子どもの親の心を癒すこと
 ②インフルエンザや急逝脳症についての正しい知識を集め、普及すること
 ③小児医療と小児救急医療の充実のために協力すること

・立石さんに出会っていなければ、この会はなかった。
 彼女の坊や恭平君、倒れた夜のうちに息を引き取っている。午前中に小児科でインフルエンザと診断されていた。午後に夏は40℃を超えるが、座薬使用後に夏は下がり、おやつを食べたり立石さんのひざに座ってテレビを見て過ごすほど、開腹しているかに思えたという。ところが、目が痛いと言い出し、寝室に戻ろうとしたとき、ドーンと床に倒れる。しして「目が回るよ!、ひゃー!」っと叫んだのが最後、恭平君は二度と目を開けなかった。

・親と医療者が出会い、同じ視点で語れる場
「小さないのち」は、子どもを亡くした父母と家族の会で、当事者だけで構成するセルフヘルプ・グループです。子どもの「いのち」について語り合いながら、この先の人生に意味を見出すことを目的として運営しています。
現在、3つのグループと1つの分科会があります。病児遺族小さい子グループ、病児遺族大きい子グループ(さまざまな病気で子どもを亡くした家族)と、不慮の事故遺族グループ(子ども本人または家族による予期せぬ事故で子どもを亡くした家族)と、「小さなつぼみ」の会(流産・死産で子どもを亡くした家族)です。
 
会の目的
  • 会員相互のわかち合いと心の回復
  • 子どもの医療やグリーフケア(家族へのケア)の充実
感想
 坂下裕子(ひろこ)さんは、グリーフケアのカウンセラーもされています。
子どもを亡くした親が集まる居場所がなかなかないようです。

 坂下さんは娘さんを亡くされました。
娘さんを亡くされるというとても辛い体験をされました。
それが縁で、同じインフルエンザ脳症で息子さんを亡くされた立石さんに出逢いました。二人が同じように苦しん入る人を少しでも助ける会を立ち上げました。
 それは亡くなった娘さんと息子さんが生まれ、亡くなるということがあったからです。短い命ですが、大きな意味を創造したようにも思います。
 ひょっとして神様からの特別の使命を与えられ、それぞれがその役割を果たしたとも言えるかもしれません。
 そんな辛い使命は要りませんと神様に言いたいのですが、誰かが果たさないといけないのかもしれません。

インフルエンザ脳症は約250人/年
赤ちゃんは100万人/年
そうすると、0.025%の赤ちゃんが罹っていることになります。
人はどうしてもこのようなリスクを抱えているのでしょう。

お子様を病気で亡くされた
ご家族のためのクッキング教室

会場 新宿区内
日程 2024年11月30日(土)
時間 13:00~16:30
内容 クリスマスケーキ シュトーレン
持ち物エプロン&三角巾
参加費 1000円

 この会は遊びのボランティア「ガラガラドン」/NPO病気の子ども支援ネット理事長の坂上さんが開催しています。
 坂上さんは入院児との遊びのボランティアを始められました。それが都内のいくつかの病院に広がっています。
 コロナでボランティアが病室に入れなくなり、病院スタッフにお弁当を届けるボランティアを始められました。
 また時間があったので、その間に料理学校に通い調理師の免状を取られました。
病気で子どもを亡くした母親が、「病気で子どもを亡くした親のグリーフケアというか、同じ境遇の人が話し合う場がない。坂上さんやってよ」と言われたそうです。
カウンセラーではない坂上さんは、「だったら皆で一緒に料理を作って、一緒に食べながら話すのはどう?」ということで始まりました。
 子どもを亡くした深い悲しみで食べ物も十分摂れていなかった母親も多く、また家族にきちんと料理するということを後回しになっていました。

 カウンセラーの役割も大きいですが、なにより同じ境遇の仲間の語り合いがより大きいようです。

 坂上さんは、入院児との遊びのボランティアを国際医療センターの小児病棟で始められ、その活動が順天堂大学の小児病棟に、そして東京医科歯科大の小児病棟、東京女子医大への広がりました。
 私は東京医科歯科大附属病院の小児病棟での遊びのボランティアに参加し、坂上さんを知りました。
 遊びのボランティアのサイト(下記)を作成しています。
ぜひ、よっくんのポエムを見ていただけると嬉しいです。
生きるエネルギーを与えてくれます。
どう生きるかの指針を小学5年生で亡くなったよっくんが教えてくれているように思います。
 子どもの死、その死を周りが受け取り、そして何か考え、行動に生かされると、その死にも意味が生まれるのではないでしょうか。

 坂下さんは娘さん、あゆみちゃん、を亡くされ、同じような境遇で苦しんでいる親のケアだけでなく、より良い小児医療の実現に向けて医療側と一緒に取り組まれています。

 このような人生から過酷な問いが与えられます。
それにどう応えて生きるか。
坂下さんは苦しい中行動に出られました。そこで立石さんに知り合いました。
一歩踏み出すと景色が、社会が、世界が変わるのではないでしょうか。

 著者は坂下さん、グリーフシェアクッキングは坂上さん。
同じ坂で二人合わせると上下です。
私は*坂。関係はないのですが。
人生には上り坂、下り坂、そしてまさかと小泉純一郎元首相が言われていました。
生きるということは、すべての”さか”があるのでしょう。
 そこで多くの選択肢の中から何を選択するかなのでしょう。
あゆみちゃんはお母様の坂下ひろこさんの中で今も生き続けているように思います。

物価高、広がる生活苦 食料配布に700人、母子家庭も悲鳴 貧困問題【24衆院選】 ”自公政権(裏金、非公認にも税金から2,000万円)が招いた現実、このまま生活苦を続けるか、希望にかけるかの選択!”

2024-10-26 16:20:00 | 社会

食料を送った支援家庭から来たはがきを見るNPO法人「キッズドア」の渡辺由美子理事長。「おなかいっぱいの夏休みありがとう」などと書かれていた=16日、東京都中央区
 円安などの影響で物価が上がる一方、賃金の伸びは鈍く、苦しい生活を強いられる人も少なくない。 
  27日投開票の衆院選で、各党は将来の賃上げなどの経済対策を公約として打ち出しているが、現在困窮している人からは、速やかな支援拡充を求める悲痛な声が上がる。  
 東京都新宿区の都庁前では12日、配布される食料を求め705人が並んだ。2020年から毎週配布を続けるNPO法人「自立生活サポートセンター・もやい」(新宿区)の大西連理事長(37)は「かつては野宿者が中心だったが、収入があっても生活が苦しい人が増えた」と指摘した上で、「生活保護手前の人たちへの支援が足りない」と国に対応を求めた。  幾重にも折り返した列の中にいた世田谷区の志垣祐介さん(29)は現在求職中だ。「高卒で働き始めたが、次第に生活が苦しくなった。米やコーヒーなどが買うたび高くなる」と物価高を痛感している。「日々の生活で精いっぱい。貯金や結婚なんて考えられない」と表情を曇らせた。  
 同じく列に並んだ豊島区の無職男性(60)は病気で退職後、生活保護に頼っている。「食費も光熱費も上がるのに生活保護の受給額は増えない」と嘆き、「福祉政策は後回しにされ続けてきた。政府は貧困を見て見ぬふりだ」と憤った。  
 1人親家庭の状況も深刻だ。秋田県内で中学生の子どもを育てる30代の女性会社員は離婚後、頼れる人もなく、子どもが幼いころは満足に働けずに雑草を食べたことも。その後、収入は安定したが、行政の支援はほとんどなくなる一方で、生活費や税金などは増え、苦境は変わらないまま。「子どもに十分な生活と教育を保障してほしい」と訴えた。  母子世帯などを支援するNPO法人「キッズドア」(中央区)が5、6月に全国の支援家庭を対象にしたアンケート調査では、約1800件の回答のうち、この1年間で家計が「厳しくなった」という世帯が98%を占めた。「子どもが常におなかを空かせている」などと窮状を訴える声もあった。  
 同法人の渡辺由美子理事長は「低所得層を支援するだけではこぼれ落ちる人がいる。全ての子どもを助ける政策を最優先に行ってほしい」と話した。 

感想
 非公認に2,000万円、公認もいれると莫大な金額、自民党もそのお金を選挙資金に使うより、生活苦の人に配った方がよっぽで自民党への支持が増えるのに・・・。
お金の、税金の使い方を間違えています。
 共産党は政党助成金は受け取らないとのこと。
受けとって、貧困層の支援に回したらよっぽど支持者増えるのですが。

 それにしても、ここまで日本が貧しい国になったかと思うと、悲しいです。
でもそれはずーっと自公に投票してきた結果ですから、自ら撒いた種かもしれません。
 野党が政権とらなくても、自公に反省してもらうためにも、自公の驕りにレッドカードを与えたいです。

 野党が政権取ると日本がダメになると声高に叫んでいますが、ダメにした張本人が言っているのですから、何をかいわんやです。
 日本は10年で所得がマイナス、一方韓国は2倍以上、ここまで差を付けられたのは騙され続けた国民ではないでしょうか?
これからも騙されますか?との問いかけにどう応えるか?
投票に行かないのが一番ダメなのですが、低い投票率が国をダメにしているのでしょう。
 期日前投票行ってきました。
投票終わると、読売新聞ですが、アンケートにご協力を言われ、協力しました。
 期日前投票所には多くの人が参加されていました。
簡単でした。投票入場券無くても投票できます。

『ムズカシイ電話相談をどう受ける』有田モト子著 ”死を思考する電話の対応”

2024-10-26 13:26:26 | 本の紹介
この小冊子を入手しました。
横浜いのちの電話でまとめられたものです(2020年4月)。
とても良くまとめられていると思い、一部を紹介します。

(横浜いのちの電話理事長)
ぜひ、多くの方々に読んでいただき、ご活用いただければ嬉しいです。

目次
Ⅰ 関りを難しくしている電話相談の特性
 1.匿名性
 2.一回性
 3.かけ手主導性
 4.視覚的情報の遮断
 5.心理的距離の近接

Ⅱ 電話相談員に求められる関わり方
 1.「きく」
 2.信頼関係を深める
 3.沈黙の理解と対処
 4.終結のタイミング
  ①一見、問題解決を求めているようで、相談員に時間を共有してもらえる関係を求めている場合
  ②「性」に関する話を繰り返す場合
  ③怒りの感情をぶつけながら話続けている場合
  ④繰り返しかけてきて、話が広がり長くなる場合 
 相談員の「終結へのリード」は相談者にとっては関りを制限されることになる。そのために、相談者によっては、激しい怒りをぶつけてきて攻撃的になることがある。たとえ相談者が追いかけるように怒り声を出したとしても、「今はここまでにします」と伝えた時は、静かに受話器を置き、気もちを楽にし、落ち着いてから再度電話にでるようにしてほしい。

Ⅲ 「訊く」力「言語化」の力を育てる 解決志向アプローチ
 1.例外探しの質問
 2.対処(コーピング)の質問
 3.尺度化(スケーリング)の質問
 4.目標を明確にする質問
 5.変化を見つける質問
 6.関係性のアセスメント

さらにかけ手を深く理解するための3つの心理療法
神経言語プログラミング(NLP)
・ペーシングとリーディング
・リフレーミング
・メタ・モデル
 ・省略の例 何かを省略していることなので、「具体的に何を?」と訊く
 ・一般化の例「いつも」「みんな」「すべて・「決して~ない」
・ミルトン・モデル
 彼のクライアントが自分にとって最も適切な意味が受け取れるように意図的にあいまいな言葉を使った。

認知症法・認知行動療法
・自動思考とスキーマ―
・認知の歪み
・認知的技法の電話相談への応用

交流分析
・自我状態
・やりとり(コミュニケーション)の分析
・心理ゲーム
・ストローク
・ディスカウント(値引き)
 値引きは無意識に自分や相手の考え、気持ち、行動、問題解決の能力を過小評価し、虫することである。
 値引きしている状態を示す行動としては
 ①何もしない
 ②過剰適応
 ③イライラ
 ④無視ないしは暴力である。
・人生脚本
・拮抗禁止令とドライバー
生き方をかりたてるようなメッセージを「ドライバー」という
①完全であれ(Be Perfect)
②努力せよ(Try Hard)
③他者を喜ばせよ(Please Others)
④強くあれ(Be Strong)
⑤急げ(Hurry Up)

Ⅳ スーパーバイザーの視点から
1.スーパービジョンは不可欠
2.事例 3つ
3.死を思考する電話の対応
「死にたい」
「どうして死んではいけないの?」
「死んだほうがましだ」
「子どもは急死し、主人も交通事故で亡くなった。もう生きている意味がない。死んでもいいですよね」
 自殺予防を目的をしている「いのちの電話」には、このような電話が多く寄せられる。相談者のこのような語り出しに接すると、相談員のどまどいは大きくなる。どのように応じたらよいか言葉につまり、黙してしまったり、動揺をかくせないあわてた声で「どうしてですか」と応じてしまうことがある。
 多くの相談者は「死」を考えながらも「生きたい」と望んでいる。両価的感情をいだいている。死にたいと思うくらいつらい状況、絶望の中におかれていることをしっかり受けとめ、理解していくことができれば相談者に対する支えになる。死を訴えている人は、動揺やか混乱をもたらしたさまざまの要因に対して怒りながらも、自分を責める気持ちを強くしている。それゆえ、「何がそれほどまでにあなたをつらくさせているのですか?」と対話に導入していくことが大切である。
 「死にたい」と思う程につらい思いをさせている精神的苦痛を理解し、受けとめてくれるだれかがいてくれることが求められる。精神的苦痛を語れても、相談者のおかれている状況は変わらないし、かかえている課題がなくなるわけではない。しかしながら、相談者は精神的苦痛を語ることによって、危機的状況を低減させ、自殺に向かう危険度を減少させることができる。「孤立」していることが自殺の危険度を高める。人が孤立し、絶望感を大きくしている時は、心から支えられ、寄り添ってもらえることを求めている。そのような場合、相談者は、相談に応じる者の資格は求めていない。相談者と人格的な関りを可能にするのは、専門家よりも「きく」ことを訓練されたボランティアの相談員である。これが「自殺予防」の役割をはたすことにつながる。
 相談者は死を思考しながらも、行動に移すことなく電話をしてきている。そのことを十分にねぎらってほしい。「死にたいと思われても、行動に移すことなくよく電話をかけてくれましたね」と。その上で、「この電話でどうなると電話してよかったと思ってもらえますか」と電話してきた目的を明確にする問いかけをしてみるとよい。相談者がどのような出会いを求めているか(関係性のアセスメント)を明確にして関わるようになる。
 人は自殺を決心した時は、話をするというより、「さよならを言いに来ました」「これまでいろいろありがとうございました。お世話になりました」など。さりげないあいさつと受けとれることを言うことがある。
 「生きていても意味がない」「生きることに疲れた」「頼れる人がいない孤独だ」など「死」の言葉を直接使ってはいないが、自殺念慮の指標となる言葉であることが多い。相談員は「具体的に死ぬことを考えているのですか」と、恐れることなく、あえて、自殺の危険度を確認する問いかけをしてみる。その上で、「どうなると生きることに少しでも意味を見いだせて、前向きになれるか」を考えてもらえるように関わってみる。それには相談者のかかえている問題や、おかれている状況に対する受けとめ方や意味づけの仕方を視点を変えて肯定的に考え、見直せる対応(リフレーミング)を試してほしい。そのためには、否定的なところを肯定的に言い換えることのできる表現能力(言語化の力)を養うことが相談員には求められる。

あとがき
『電話カウンセリング』の著者であるゴードン・C・ハンフリーは「上手なきき手」と「下手なきき手」を明記しています。以下にそのいくつかを一部改変して記しておきます。

上手なきき手とは
あたたかく心をひらいて接してくれる
話し手の感情を感じとってくれる
話し手の考えや気持ちを反映してくれる
話し手が口ごもってもそのままきいてくれる
きき手の関心や欲求を押しつけずにきいてくれる

下手なきき手とは
話し手が言おうとしたり、考えている流れを妨げてしまう
すぐ助言をしてしまう
問題をそらしてしまう
話し手の問題を決めつけてしまう
「私緒そうだったの」ときき手の問題にもっていってしまう
沈黙や間をあけてはいけないと思っている
話し手の質問をさける

 相談員になるために相談の原理、知識、技法を学ぶことは必要です。しかしながら、相談活動において大切なのは、相談をよせてくる人(かけ手)と出会う相談員(きき手)自信のあり様です。相談員自身が自己へのきづきの枠を広げ、相談の知識や技法には、相談員の人格に統合され、生かされるようになることが求められます。理論や技法だけが先行する関わりにならないように心がけたいものです。
 この冊子を活用していただけたら幸いです。 (有田モト子)

感想
相談者のために精一杯できることをしたい。
心のキャッチボールができるようにしたい。
相手と自分の人格の交じり合いになるのでしょう。

「どうして死んではいけないの?」「生きる意味は」
相談員自身もこのことを考えて自分なりの考えを持っている必要があるのでしょう。

そして一回性の電話であっても、人と人との出逢いであり、貴重な縁であり、出逢えたことにお互いが感謝できると素敵だと思いました。

最高裁裁判官の国民審査 冤罪を産まないでください。

2024-10-26 02:43:43 | 社会
❝憲法の番人❞ふさわしいのは 投票日 / 2024年10月27日(日) NHK




最高裁も冤罪を産んでいます。
この二つはひどすぎます。
最高裁は、冤罪を産まない努力をしていただきたいです。

Meiji Seika ファルマ 原口一博前衆院議員を提訴へ 選挙ビラにコスタイベの非科学的主張、看過できず ”健康被害を出したイトラコナゾール錠50「MEEK」の販売会社”

2024-10-25 18:48:48 | 新型コロナウイルス
Meiji Seika ファルマ 原口一博前衆院議員を提訴へ 選挙ビラにコスタイベの非科学的主張、看過できず ”Meiji Seikaファルマは健康被害を出したイトラコナゾール錠100「MEEK」の販売会社”

 Meiji Seika ファルマは10月24日、立憲民主党の原口一博前衆院議員を名誉棄損で提訴する方針を固めた。27日投開票の衆院選後、東京地裁に民事訴訟を起こす。原口氏は、Meiji Seikaが製造販売するレプリコンタイプ(自己増幅型)の次世代mRNAワクチン・コスタイベについて、選挙前から非科学的な主張を繰り返していたが、さらに選挙運動用ビラや選挙公報でコスタイベをはじめとするレプリコンワクチンは「治験をしたアメリカでもベトナムでも認可されていない未知のワクチン」であり、日本人が「モルモットにされていると言っても過言ではない」と記載・主張した。Meiji Seikaは、原口氏のこれまでの言動を含め、悪意のある名誉棄損にあたると判断した。

Meiji Seika広報・渉外部は本誌取材に、「(原口氏を)提訴する方向で検討を進めている」と認めた。

 関係者によると、Meiji Seikaは原口氏に対し、10月初旬に警告書を送付済み。Meiji Seikaは今回、名誉棄損に対する謝罪文の掲載と損害賠償を求めて訴訟を起こす。民間企業が国会議員を名誉棄損で提訴することは前代未聞とみられる。原口氏は衆院当選9回で、旧民主党政権時代に総務相を務めた。今回の衆院選では、佐賀県第一区立憲民主党公認候補として立候補している。

◎選挙ビラで「未知のワクチンが日本にだけ認可されていることは、まさにモルモットにされている」

 Meiji Seikaは当初から、原口氏が新型コロナのmRNAワクチンやレプリコンワクチンについて非科学的な主張を繰り返していることに問題意識を持っていた。この背景には、一般の人ではない専門家が非科学的な情報を流布することで本来接種すべき人にワクチンが届かないことになる可能性があるためだ。Meiji Seikaの小林大吉郎代表取締役社長はこれまでの記者会見で、非科学的な言説や主張を医学・薬学の専門家(団体・個人)が繰り返しSNSなどを通じて発信することは「非常に我が国の公衆衛生上の脅威になる」と危機感を示していた。

 そこに今回、原口氏が衆院選の運動用ビラや選挙公報で、スローガンのひとつに掲げた「日本救世」の中でレプリコンワクチンに関する非科学的な主張を掲載。Meiji Seikaは、原口氏が多くの市民に影響を与える政治家ということもあり、もはや看過できない事態と判断したとみられる。

 原口氏は「日本救世」の中で、「今、原因不明の超過死亡者が増えている」と指摘した。そして、10月1日から開始された新型コロナワクチンの定期接種でレプリコンワクチン(=コスタイベ)が接種用ワクチンのひとつに位置付けられているとした上で、「治験をしたアメリカでもベトナムでも認可されていない未知のワクチンが日本にだけ認可されるということは、まさにモルモットにされている、と言っても過言ではありません」と主張。「ワクチンを3回以上打っているの国は日本だけ。私たちはいいかげんなワクチン接種に反対します!」と訴えている。

◎Meiji Seika コスタイベは「EBMに基づく国内外の専門家や規制当局による科学的評価、承認プロセスを経ている」

 なお、Meiji Seikaはこれまでに、コスタイベが他国で認可されず、日本でのみ承認されているとの指摘に対し、コスタイベはGCPガイドラインに即して、国内外で実施した複数のランダム化比較試験(合計約1万8000人接種)にて得られた信頼性の高いエビデンスに基づいて有効性・安全性が確認され、PMDAの承認審査の結果に基づき、最終的に厚労相が承認したワクチンだと説明。そして、「EBMに基づく国内外の専門家や規制当局による科学的評価、承認プロセスを経ている」とし、日本でのみ承認されていることを問題視することは、「わが国の薬事行政及びワクチン接種制度を根底から否定するもの」との考えを示している。

 コスタイベに代表されるレプリコンワクチンをめぐっては、シェディング(ワクチン接種者から未接種者への感染)の懸念があるとの非科学的情報がSNS上で流布され、コスタイベを接種した人を入店拒否とする方針を掲げる飲食店やヨガスタジオが出現。10月に入ってから、コスタイベの接種予約を開始した医療機関に対する嫌がらせ行為が確認され、診療継続が困難になるといった問題も浮上し、混乱が広がっている。

 シェディングの懸念に対しては日本感染症学会、日本呼吸器学会、日本ワクチン学会の3学会が10月17日付で取りまとめた「2024年度の新型コロナワクチン定期接種に関する見解」の中で、科学的な見解として、コスタイベにシェディングのリスクはないと明示している。

感想
 日本で初めて承認されたことは事実です。
医薬品は人の安全性をフェーズⅢで確認しますが、患者数が多くないため、販売後に予想もしない副作用が起きることがあるため、そのデータを集め、そして必要なら添付文書に記載します。

 ソリブジン薬害事件などとして知られ、日本国内では治験段階で3人、1993年9月の発売後1年間に15人の死者を出し、販売は自主的に停止されました。
 治験段階での死者があったが抗がん剤との関係は明確でなかったのです。しかし、販売1か月後にフルオロウラシル系抗癌剤 で死者がでました。
添付文書の相互作用の項の不備があったのです。
 このように、新製品には治験段階では分からなかったことが起きるリスクがあるのです。初めて販売する国では特にそれが出ます。
 原口さんは、これを”日本人がモルモットになっている”と感想を述べられたのでしょう。

 もう一点気になるのは、特例承認だったということです。つまり、今既にコロナのワクチンがあるのに、これを特例承認する必要性があったのだろうか?との疑問です。コロナは5類です。
 それに特例承認が必要なのでしょうか?
 特例承認のために、追加の治験データが厚労省から求めらています。
つまり安全性データが不足しているので、求められているのです。
通常はこのようなデータを取得後に承認されます。
言葉を変えると、安全性データはまだ十分ではありませんと言うことになります。
 特例承認は未知数が大きいためデメリットも考えられるが、それよりもメリットが大きいので認める場合です。
果たしてメリットが大きいのでしょうか?

 ひょっとしてこのブログも、Meiji Seikaファルマさんから訴えられるのでしょうか?

 Meiji Seikaファルマさんというと、健康被害を出したイトラコナゾール錠50「MEEK」は製造販売業は小林化工さんですが、販売はMeiji Seikaファルマさんです。お薬の名前にMeiji Seikaファルマさんの固有記号MEEKが名前に入っています。

 医療関係者 各位   Meiji Seika ファルマ株式会社 2021 年 2 月
今後、弊社としてさらなる品質マネジメントの徹底を図り、後発医薬品の安定供給に努めて まいりますので、その他弊社製品につきましては、引き続きご愛顧を賜りますよう宜しくお願 い申し上げます。 
これまでどんな品質マネジメントされてたのでしょうか?
自社製造販売品と販売品(他社製造販売)では品質マネジメントに違いがあったのでしょうか?
 どんな品質マネジメントをされるのでしょうか。
①監査に行って実際の作業を確認する(⇒これをやっていれば気がついたはず)
②自社でも試験する(⇒これをやっていれば、問題点に気づいた可能性大)
③品質取決めに製造方法を記載する(⇒これをやれば査察時のSOPや実際の製造記録との違いがわかる)
 さらなる、ではなく、問題があったことを先ずは受け入れて/認めて、それを改善することではないでしょうか?
 徹底を図りではなく、出来ていなかったことを認めることだと思います。
それがあった初めて、改善が本気になるのではないでしょうか?

 多くのジェネリックの中から、医療関係者や患者さんが選択するのは、どの会社が販売しているかという信頼で選ばれると思います。
 小林化工の親会社のオリックスは謝罪会見があったと記憶にありますが、Meiji Seikaファルマさんは謝罪会見がなかったように記憶しています。
間違えていたらご指摘お願いします。
 いろいろ発言や提訴は自由ですが、健康被害を出した薬剤を販売していた、道義的責任はどうなのか?
それを果たしていただきたいと思うのですが・・・。
Meiji Seikaファルマの販売していたお薬で健康被害出たという都合の悪いことは黙って、売り上げに影響することは提訴なのかなと思ってしまいました。
 Meiji Seikaファルマさんを信頼して購入した医療機関、信頼して服用した患者さん、水虫薬のお薬で亡くなった方、そういう方に対してどう思われているのだろうかと思ってしまいます。
 逆に謝罪会見を開いて、責任を感じていると言われた方が信頼が高まると思います。
 販売会社として小林化工の品質保証/品質管理を十分確認できていませんでした。
この件を重く受け止め、Meiji Seikaファルマが販売するお薬は、製造販売会社が別でも、しっかりと品質保証/品質管理を行っていきます。
こういうプライドはお持ちではないのかなと思ってしまいました。
 販売会社としてのMeiji Seikaファルマの品質の責任だけでなく安全性についても、対応の不味さがあります。それについては下記に報告しています。

 2020 年 11 月 24 日、イトラコナゾール錠 50mg の共同販売元である Meiji Seika ファルマ から安全管理部に対して、東北地方所在の公立病院において、1 例の副作用が発生したと の連絡が有害事象連絡票によりなされた。症状は動悸であり、添付文書において「併用に 注意すること」とされているニフェジピンが併用されているとのことであったため、安全 管理部及び安全管理責任者は、既知・非重篤の症例と判断し、「今後も同様の報告を収集 する。」との対応を取ることとし、その旨総括製造販売責任者に報告している。なお、後の調査で本件で服用されていたイトラコナゾール錠 50mg は、問題のロットとは別のロッ トであることが判明している。(第三者委員会概略版より)⇒この時点では妥当な対応かと
2020 年 11 月 25 日、Meiji Seika ファルマから、再び、安全管理部に対して、薬局が販売 したイトラコナゾール錠 50mg について、2 例の副作用が生じた旨の有害事象連絡票によ る連絡がなされた。当該連絡票には、「服用した患者で記憶がなくなるという症例が続いた」 という記載、及び服用した小児が「気が狂ったように頭を壁に打ち付けたりしている」とい う記載がなされていた。⇒この時点でGQP(品質部門)への連絡、「製造に問題なかったか?」の問い合わせを行い、製品回収について検討すべきだった。
・2020 年 12 月 1 日、Meiji Seika ファルマの MR から、安全管理部に対して、上記と同 じ薬局の処方元である皮膚科泌尿器科医院から入手した情報であるとして、イトラコナゾ ール錠 50mg から 2 例の副作用が生じたとの有害事象連絡票による連絡がなされた。そ のうちの一つの症例は、「患者がイトラコナゾールを服用したところ、夜中に意識が朦朧と し、ふらつき・錯乱が起きた。」というものであり、もう一つの症状は、幼児が服用したと ころ、「不機嫌・ふらつき(千鳥足)・ぼーっとする(意識朦朧)」といった症状が発現した というものであった。
⇒この時点でようやくMeiji Seikaファルマさん、小林化工が動き出しましたが、製品回収は12月4日になりました。健康被害ですから、この時点でも12月2日に製品回収に着手すべきだったと思います。


⇒Meiji Seikaファルマさんに再び入ったとき(11月25日)、この時に回収に動かないといけなかったのが、回収は12月4日と遅れています。
 医薬品は品質と安全性の連携を強めるために2005年に薬事法が改正され、品質が疑われる場合、すぐに安全性部門(GVP)から品質部門(GQP)への連絡が必要でした。
小林製薬さんの2か月以上の遅れよりはまだマシですが。
このことについての、Meiji Seikaファルマさんの見解がありません。
 副作用情報は最初に販売会社のMeiji Seikaファルマさんに入っています。
問題点に蓋をするのではなく、きちんと検証してそれを発表してこそ、医薬品会社としての信頼が高まり、かつ同じ問題を防ぐことができると思います。
 こういうことをされて来られたなら、Meiji Seikaファルマさんの言葉も信頼できるのですが・・・。

 原口氏が当選されることを願っています。
佐賀県第一区の選挙区の方、よろしくご支援お願いします。
疑問に思うこと、提訴も恐れず、多くの人に知って欲しいと勇気を出して伝えている方がおられるので、私たちは知ることができます。
 厚労省、製薬会社だけの情報ではなく、多くの情報があるなかから、私たちが考えることになります。

 萩生田氏、ひろゆき氏のコメントを訴えると言われていましたが、ひろゆき氏が、発言のどの個所を削除したのが良いか教えてくださいと書き、萩生田氏が訴えると言われたことを謝罪されていました。
 小沢一郎さんも同じ発言あったのに、「どうして小沢一郎さんを訴えないのですか?」と疑問を呈されていました。
 きっとこれから、Meiji Seikaファルマさんは原口さんと似た発言をされている多くのユーチューバーも訴えられるのか?
 日本看護倫理学会は8月8日、「新型コロナウイルス感染症予防接種に導入されるレプリコンワクチンへの懸念 自分と周りの人々のために」と題した緊急声明を発表されているので、Meiji Seikaファルマさんは日本看護倫理学会も提訴されるのか?

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疑問に思うこと、提訴も恐れず、多くの人に知って欲しいと勇気を出して伝えている方がおられるので、私たちは知ることができます。
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 萩生田氏、ひろゆき氏のコメントを訴えると言われていましたが、ひろゆき氏が、発言のどの個所を削除したのが良いか教えてくださいと書き、萩生田氏が訴えると言われたことを謝罪されていました。
 小沢一郎さんも同じ発言あったのに、「どうして小沢一郎さんを訴えないのですか?」と疑問を呈されていました。
 きっとこれから、Meiji Seikaファルマさんは原口さんと似た発言をされている多くのユーチューバーも訴えられるのか?
 日本看護倫理学会は8月8日、「新型コロナウイルス感染症予防接種に導入されるレプリコンワクチンへの懸念 自分と周りの人々のために」と題した緊急声明を発表されているので、Meiji Seikaファルマさんは日本看護倫理学会も提訴されるのか?