路面電車の楽園

広島に来て まず驚かされるのが 路面電車の多さです

路面電車は 昭和期前半まで市民の足として全国の中核都市には普通に見られた交通機関ですが
自動車の普及とともに 道路交通の邪魔者 厄介者として嫌われ 次々と廃止に追い込まれました
最近はエコでローコストな交通機関として見直される気運にあり 徐々に復権しつつあります

そんな中で 広島の路面電車は 過去から現在に至るまで 市内の交通機関として主役の座にあります
広島には地下鉄がありませんから 市内を移動するには路面電車が一番便利です
一般の車両は 路面電車の軌道内への進入が禁止されるなど しっかり優位性も確保されています

路面電車そのものも好きですが 路面電車が走る街の雰囲気がとても気に入っています
広島での住処も電車通りに近いので ガタンガタンと電車が通る音が聞こえてきます



東山のワッペンを付けた車両は 廃止された京都市電のおふるです 
ちゃんと京都時代の名前をつけてもらっています

 
3台並んだこれらの車両は すべて広島電鉄オリジナルです
左の流線形が一番最新型で グリーンムーバー・マックスといいます


夕暮れ迫る広島市の中心部を連なって走る路面電車たち
駅と駅の間隔も とても短いです


352は 1958年製の広島電鉄オリジナルです


〔α700/Tamron AF 18-250mm F3.5-6.3〕

 
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