音戸の瀬戸

今回 この地ならではの名勝地に足を運びました
その場所は 「音戸の瀬戸」といいます
呉市の本土と倉橋島との間にある 幅100m程度の狭い海峡ですが
四国と広島や呉を結ぶ航路になっていて 船舶の往来が激しい要衝です

この海峡ですが 12世紀に平清盛が開削したと伝えられています
すなわち船舶の交通路確保のために人工的に作られた海峡のようです
平清盛が この大工事を一日で完成させるために 沈みかけていた太陽を扇で戻したという伝説は有名です
昔の人は 凄いことができたものだと感心します

現在 この海峡には橋が架けられていますが 航行する船舶の妨げにならないように 高さを確保する必要があります
ところが長いスロープを設ける土地のスペースが確保できないため ループ状のアプローチになっています
この橋を渡るクルマは グルグルと回転しながら上がり下がりをします
傍目にその様子を見ていると なんだか滑稽で可笑しく思えてきます



本土側は公園化されていて ツツジの名所になっています


一面のツツジと赤い橋が象徴的です


全体的な景観です 本州側は山を利用したループ 島側は完全な人工ループになっています


下から見上げると こんな感じです


今回もチビ銀チャリの活躍です 最寄のJR呉駅からシコシコ頑張ってくれました

〔α700/Vario-Sonnar T* DT 16-80mm F3.5-4.5〕
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