平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

地味な五輪閉会式で「マツケンサンバ」を待ち望む声が巻き起こる!~みんな、楽しく盛り上がりたいんだよ

2021年08月09日 | 事件・出来事
 五輪閉会式。
 ネットでは、なぜか『マツケンサンバ』待望論で盛り上がっていた!笑
 いはく、
「マツケンサンバはいつ出て来るのか楽しみにしていたのに」
「海外の人達にもウケたと思うんだけどなぁ」
「マツケンサンバけなげに信じて待ってる日本国民が何人いると思ってるんだ」
「こうしている間、きっとマツケンサンバと腰元ダンサーズが待機しているに違いない」
「マツケンサンバで最後『オレ!』と言った瞬間に聖火が消えるんでしょ?」
「みんな諦めちゃダメ。最後は絶対マツケンサンバだ」
「最後の最後までマツケンサンバなかったなぁ……残念」
「閉会式は宝塚バックにしてマツケンサンバやってほしかったな」
「マツケンサンバがトレンド入りw」
「スカパラでマツケンサンバが観たかった閉会式だったw」

 なぜ『マツケンサンバ』なのか?
 要するに、みんな、楽しく盛り上がりたいんだよ。
 侍、芸者、忍者、あるいはメイドさん、といった『This is JAPAN』が登場して、
 サンバを踊り、世界中の選手といっしょに楽しい時を過ごす。
 合間にチャンバラがあってもよかったかもしれない。
 要はクレイジーでクールなJAPAN!
 
 なのに閉会式では、鎮魂の踊り。
 まあ、これはプログラムとして入れなくてはいけない要素のようだったからいいとして、
 問題なのは日曜日の日本の公園の風景。
 これって『日常』なんだよなあ。
 大道芸人さんが出て来たので、少しは『非日常』になっていたけど、そんなものは海外の選手には目新しくない。
 スケボー、ダンス、自転車のパフォーマーもいたけど、オリンピックのスケボー、体操、BMXの選手にはかなわない。
 あるいは、こんな公園の風景は海外でも見られる。

 閉会式は、がんばったアスリートの皆さんに楽しんでもらう場でもあるはず。
 だったら、たとえば『マツケンサンバ』で盛り上がってもらえばよかったのに。
 今回の閉会式、選手の皆さんには何の思い出にもならなかったと思う。
 現に会場では退屈で、寝そべったり、帰る海外選手が続出したらしい。

 あとは、オリパラ開閉会式の予算165億円!
 パラリンピックの開閉会式にオリンピック以上の予算を投じないだろうし、165億はどこへ行った?
 今回の閉会式なんて「人件費」だけだろう。
 冒頭の光のシーンはCGだったらしいし。←つまり会場の選手にとってはただ照明が消えているだけ。
 開閉会式を仕切ったのは電通らしいが、あれが電通クォリティ?

 というわけで、ラストはみんなが待ち望んだ『マツケンサンバ』をどうぞ!
 【公式】松平健「マツケンサンバⅡ」 MV (YouTube)


※参照記事
 「マツケンサンバ」はよ!閉会式で最後まで諦めない声相次ぎトレンド入り(中日スポーツ)
 五輪閉会式で「マツケンサンバ」の演出なしに…松平健の公式YouTubeで視聴する人続出!?(スポニチ)

コメント
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