古今和歌集 0479 2021-02-20 19:55:28 | 古今和歌集 やまざくら かすみのまより ほのかにも みてしひとこそ こひしかりけれ 山桜 霞の間より ほのかにも 見てし人こそ 恋しかりけれ 紀貫之 霞の間からほのかに見えていた山桜。それと同じようにわずかに姿の見えたあなたが恋しいのです。 姿や顔をはっきりと見たわけではない人を恋しく思うというモチーフの歌が続いていますね。