すみのえの きしによるなみ よるさへや ゆめのかよひぢ ひとめよくらむ
住の江の 岸に寄る波 夜さへや 夢の通ひ路 人目よくらむ
藤原敏行
昼のみならず夜、夢の中でもあの人に逢えないのは、あの人が夢の中でも人目を避けているからなのでしょうか。
0169 でもご紹介しましたが、百人一首(第18番)にも採録された名歌です。初句・第二句は「よる」の同音反復で第三句冒頭の「夜」を導く序詞になっています。「よく」は「避く」で避ける意。
すみのえの きしによるなみ よるさへや ゆめのかよひぢ ひとめよくらむ
住の江の 岸に寄る波 夜さへや 夢の通ひ路 人目よくらむ
藤原敏行
昼のみならず夜、夢の中でもあの人に逢えないのは、あの人が夢の中でも人目を避けているからなのでしょうか。
0169 でもご紹介しましたが、百人一首(第18番)にも採録された名歌です。初句・第二句は「よる」の同音反復で第三句冒頭の「夜」を導く序詞になっています。「よく」は「避く」で避ける意。