こひしきが かたもかたこそ ありときけ たてれをれども なきここちかな
恋しきが 方も方こそ ありと聞け 立てれ居れども なき心地かな
よみ人知らず
恋の思いが叶う方向というものがあると聞いていたが、立っていても座っていても恋しい気持ちは鎮められず、そういうものはないという気持ちであるよ。
上記は「方」を「方向」の意と捉える解釈ですが、古来、「方法」の意とする説もあり、解釈が定まっていない歌。「方法」ととる方が、第四句の「立てれ居れども」との繋がりが良い気もしますね。
こひしきが かたもかたこそ ありときけ たてれをれども なきここちかな
恋しきが 方も方こそ ありと聞け 立てれ居れども なき心地かな
よみ人知らず
恋の思いが叶う方向というものがあると聞いていたが、立っていても座っていても恋しい気持ちは鎮められず、そういうものはないという気持ちであるよ。
上記は「方」を「方向」の意と捉える解釈ですが、古来、「方法」の意とする説もあり、解釈が定まっていない歌。「方法」ととる方が、第四句の「立てれ居れども」との繋がりが良い気もしますね。