十一月、葦刈りつみたるところ
なにはめの ころもほすとて かりてたく あしびのけぶり たたぬひぞなき
難波女の 衣ほすとて 刈りてたく 葦火の煙 立たぬ日ぞなき
十一月、葦を刈って集めているところ
難波の女性が濡れた衣を干すために、葦を刈って焚く火の煙が立たない日はない。
「難波女」は、難波の海の海女を指す言葉。その仕事には一日の暇もないありさまを詠んだ歌です。
この歌は、新古今和歌集(巻第十七「雑歌中」 第1593番)に入集しています。
十一月、葦刈りつみたるところ
なにはめの ころもほすとて かりてたく あしびのけぶり たたぬひぞなき
難波女の 衣ほすとて 刈りてたく 葦火の煙 立たぬ日ぞなき
十一月、葦を刈って集めているところ
難波の女性が濡れた衣を干すために、葦を刈って焚く火の煙が立たない日はない。
「難波女」は、難波の海の海女を指す言葉。その仕事には一日の暇もないありさまを詠んだ歌です。
この歌は、新古今和歌集(巻第十七「雑歌中」 第1593番)に入集しています。