古今和歌集 0978 2022-07-04 05:50:26 | 古今和歌集 きみがおもひ ゆきとつもらば たのまれず はるよりのちは あらじとおもへば 君が思ひ 雪と積もらば たのまれず 春よりのちは あらじと思へば 凡河内躬恒 あなたの思いが雪のように降り積もるというのなら、あてにはできませんね。春から先には溶けてなくなってしまうと思いますので。 詞書には「宗岳大頼が、越よりまうで来たりける時に、雪の降りけるを見て、おのが思ひはこの雪のごとくなむ積もれる、といひける折によめる」とあります。宗岳大頼(むねをか の おほより)は詳細不明の人物で、自身の歌が 0591 に登場している他、次の 0979 には本歌の返しが採録されています。 #古今和歌集 #凡河内躬恒 #三十六歌仙 #宗岳大頼 « 古今和歌集 0977 | トップ | 古今和歌集 0979 »
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