Year In, Year Out ~ 魚花日記

ロッドビルドや釣りに関する話題を中心に。クラシック音楽や本、美術館巡りに日本酒も。

高階秀爾 『増補 日本美術を見る眼』

2010年02月13日 | 
素晴らしい本に出会いました。 炯眼の反意語が凡眼だとすれば、自分のあまりの凡眼に、嫌気が差します。著者は、少しでも絵が好きな人なら必ず一度はどこかでその名前を眼にしたことがある、西洋美術史の権威。なのに私はこれまで一度もその著作を読んだことがありませんでした。 本書はその副題が「東と西の出会い」となっているように、日本の美術と西欧の美術が互いにどう影響しあってきたかということを、それぞれの歴 . . . 本文を読む
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