Year In, Year Out ~ 魚花日記

ロッドビルドや釣りに関する話題を中心に。クラシック音楽や本、美術館巡りに日本酒も。

ortofon 2M red

2008年08月31日 | オーディオ

引越しをして楽しみなことがいくつかありますが、そのひとつがアナログプレーヤーの復活です。

私は以前も書いたように決してオーディオマニアではありません。単に好きな時に好きな音楽が聴ければ良いだけなのですが、何年か前にCDコンポを買い替えた時に、アナログプレーヤーが聴けなくなってしまいました。

というのも、私が使っているアナログプレーヤー(マイクロMR-211)に付けているカートリッジがMC型で出力レベルが低いこと、新しいCDコンポにはフォノ入力端子がなく昇圧用のイコライザーも内蔵されていないこと、さらにはそのMC型のカートリッジにMC用の昇圧トランスを付けても音量のレベルが低すぎること、等などの理由により、これはカートリッジまわりを一切合財入れ替えないとどうにもならないなぁと・・・。

まぁ、今さら片面20分そこそこのアナログレコードよりも、CD5連奏の方が圧倒的に使いやすい訳で、結局そのままの状態で数年が過ぎてしまいました。しかし、今度の引越しを機会に何とかアナログレコードも聴けるようにしたいと思い調べてみると、MM型のカートリッジにして、それ用のフォノイコライザーを付けるのが手っ取り早いことが分かりました。

そんな訳でAmazonで仕入れたのが写真のortofon。背景が黒でちょっと見にくいですね。オルトフォンのHPから借りてきた画像がこちら。



オルトフォンは安いのから超高いものまで色々ありますが、これは一番安いエントリーモデル。でも、それでいいんです、何てったって、オルトフォンですから(笑)。

このプレーヤーは、今から20年以上前、高校でお世話になった先生のご自宅に遊びに行った時に「余ってるからあげるよ」と言われ、頂いたものです。その時はそのまま膝に抱いて、車で家まで送って頂いたおぼえがあります。ともかく、そうやってプレーヤーを手に入れて、初めてカートリッジを買ったのが憧れのオルトフォン。それ以来ずっとオルトフォンのMCカートリッジを使ってきました。他を知らないので何とも言えないのですが、何と言うか、大した理由もなく、何となく好きなブランドがあるとしたら、私にはオルトフォンがそれに当たります。

カートリッジと一緒にAmazonで、これまた安いフォノイコライザーもゲットしました。よし、早速繋いで、試しに聴いてみよう・・・と思ったら、レコードは既に段ボールの山のなか

はやく終わらんかな、この段ボール生活。嗚呼・・・


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