Year In, Year Out ~ 魚花日記

ロッドビルドや釣りに関する話題を中心に。クラシック音楽や本、美術館巡りに日本酒も。

クラーナハ展 (国立西洋美術館)

2016年11月23日 | 美術・芸術

上野の国立西洋美術館で開催中のクラーナハ展。

居ながらにしてこれだけのクラーナハ作品を堪能できるとは、まさに眼福。

透き通るようなその色調。服の襟や袖、装飾品ひとつひとつの質感と輝き。そして描かれる女性の妖艶な表情。まさに聖にして俗、俗にして淫。

(ルカス・クラーナハ(父)「ロトとその娘たち」1528年、ウィーン美術史美術館)

(ルカス・クラーナハ(父)「ヘラクレスとオンファレ」1537年、バンベルク財団、トゥールーズ)

(ルカス・クラーナハ(父)「正義の寓意(ユスティティア)」1537年、個人蔵)

(ルカス・クラーナハ(父)「マルティン・ルター」1525年、ブリストル市立美術館)

いつもは密かな楽しみの常設展にもまわらず、クラーナハだけで満腹というか鱈腹の贅沢。

会期は1月15日まで。その後、大阪に巡回(2017年1月28日(土)~ 4月16日(日)国立国際美術館)。

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2 コメント

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ひと言 凄い (文泉)
2016-11-24 15:49:33
魚花師匠

スゴイです。

身体能力を高めて中之島に
行くことに致します。

裏山散歩が主力になりますが

文泉
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文泉堂師匠 (魚花)
2016-11-24 19:21:42
本当に、よくこれだけ一堂に集めたものだと、
ため息が出ます。

あまりにも次々と出てくるので、最後の方はもう
夢じゃないかと何度も首を振りました。圧巻です。

大阪まで行かれる値打ちは十分あります。是非!
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