Year In, Year Out ~ 魚花日記

ロッドビルドや釣りに関する話題を中心に。クラシック音楽や本、美術館巡りに日本酒も。

アクリル刻印用のクランプ台

2024年12月28日 | 手作り
今日こそ多少海が荒れていても釣りに行くつもりだったが、南や西からの風は致命的なので断念(案の定、相模湾は午前中で早上がりだった由)。結局今年は一度も釣りに行けず、そろそろ釣りが趣味と言うのやめようかなぁ😥

とは言え、家に籠っての一人遊びには困らぬ性質。いくつかある宿題のひとつ、アクリル刻印用のクランプの台を作ってみた。

もともとは半田ごてのコテの先に取り付けた焼き印を使っていたのだが、温度調整がシビアなことに加え一発勝負と来たもんで、せっかく綺麗に縫い終わったのに焼き印で失敗してボツになること数知れず😭

次に知ったのがこのアクリル刻印。ハンドプレスかクランプで挟んで押すタイプで、仕上がりを見て調整が利くこともあり、ようやく安定して押せるようになってきた。ただ、クランプが自立しないので操作性が悪く、何とかならんもんかと思っていた。

何をどうやったかは、以下ご参照。

これがアクリル刻印。デザインをPDFで送って発注する。左が2センチ角、右が3センチ角。



使うのはこのC型クランプ。内側のアゴのサイズが75ミリ×145ミリ、重さは600グラムを超え、縦にして持って支えるのが大変(なぜ縦にして持つかは後述)。それが今回の課題。



ホームセンターに行って角材を買うつもりだったのだが、何と近所のセリアでおあつらえ向きの材料を見つけた。5個買っても550円。



あまり得意な作業ではないのだが、クランプの下の部分を両側から挟むべく、彫刻刀でひたすら削る。檜のいい香り。



因みに削りカスは集めてお茶パックに入れておく。



結局6個もできたので、靴箱や箪笥に入れることにする。



現物合わせで削ったのであちこち不格好に隙間があるが、エポキシボンドで接着する。因みに両側から挟んでいるのがこれまで使っていたクランプ(100均製)。アゴが短いので、革の端っこの方にしか押せないのが難点だった。



接着完了。当初はこの後もう少し手を加えるつもりだったが、しっかり自立しているので一旦これで使ってみることにした。



革は裏側から水を含ませてガラス板の上に置き、そこにアクリル刻印をのせて、上からプレスする。



刻印が透明なので、上から見ると、しっかり圧がかかっている部分は黒っぽく見える(クランプを縦にして使いたいのはこれが理由)。逆にそうなっていない部分は、プレスする位置を少しズラして、圧をかけ直す。そういう細かい調整ができるのが、このアクリル刻印の便利なところ。



10分ほど押しただけでこの通り。


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