![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/81/c0870082d633faf9a897aa5289aff5ef.jpg)
先日の加賀FA釣行には、4年ほど前に組んだメバルロッドを使いました。このロッドはもともと陸っぱりでメバルを狙うために組んだもので、一時期随分と色々なところへ釣行したのですが、例の条例以降、お気に入りだったポイントが次々と立ち入り禁止になり、ずっとお蔵入りになっていました。
ところが加賀FAで使ってみると、軽いスプーンもよく飛びますし、何よりも長さの割に軽いので、1日振り続けてもそれほど疲れません。唯一の難点は取り込みの際の取り回しですが、これに関しては慣れるしかないようです。いずれにせよ、ブランクのポテンシャルは確かに実感出来ましたし、これからも広いポンドタイプのエリアでは活躍しそうです。
ただ1点だけ気に掛かったところがありました。それはリアグリップの長さです。
このロッドは、ブランクがJustaceのMST762、長さ7'6"の2ピースです。これを私は何を血迷ったか完全なダブルハンドで組んでいて、リアグリップの長さを25cm(バットエンドのBRCとあわせると29cm)取っています。恐らくその時は、肘に十分当てられる長さを考えてこうしたのだと思います。(冒頭の写真がそれです。)
確かに魚が掛かった時に動きをいなすには、リアグリップはこのくらいあった方が楽ですが、メバル程度であれば手首で保持するだけで十分ですし、2gとか3gのジグヘッドをキャストするのにダブルハンドだと力が入り過ぎてかえってキャストがブレてしまいます。魚を掛けた時とキャストをする時とどちらを優先するかはいつもぶつかる問題ですが、それにしても29cmという長さはやはり、少し長過ぎた気がします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
という訳で、今度同じようなロッドを組むことがあったら、リアグリップの長さはもう少し短くした方が良さそうです。その方が、結果的にリールシートの位置も下がって、手から先のロッドの長さが長くなりますし、遠投目的の釣りには向いているでしょう。
え?また組むのかって? 勿論、組みますとも。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_nika.gif)
ブランクももう決めています。マタギのエリア用7'6"、Agnetha(アグネッタ)です。このブランクは以前ゴリさんが組まれていて、いつかは組んでみたいと思っていましたが、ようやくその気が湧いてきました。ガイドはAT、グリップは勿論コルクで、どこまでも軽く仕上げてみたいと思っています。いいですねぇ、こういう構想の時間。いつもながらワクワクします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_red.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_red.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_red.gif)
さて組みかけのパックロッドですが、現在、リアグリップとリールシートの接着まで終わっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/7c/d2df149baf55ce382c4ca0fbae5c6fe6.jpg)
今回はたまたま手持ちのエポキシEセットが残り少なかったので、FlexcoatのG4を使いました。リアグリップは殆どかさ上げが必要なかったのでAスレッドをらせん状に巻きましたし、リールシートのかさ上げはコアテープで節を作って端面にもしっかりとG4を塗りました。
接着剤はたっぷり塗りたいし、はみ出すのは嫌だし、ここはいつも両立しないのですが、特にリールシートの接着の際には、押し出された接着剤がコアテープの節と節の間にうまく落ちるように、そこだけは気をつけて作業しました。今日はこれからフロントグリップとワインディングチェックを接着しようと思っています。
これでグリップまわりの作業は終了です。この週末はまずトップガイドを接着して、全体のガイドセッティングを検討しようと思っています。ただ、このロッドは一度組んでテストも十分終わっていますし、基本的には前作のセッティングを踏襲し、確認するだけの作業になりそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_hohoemi.gif)
できあがったら触らせてくださいね!
MST762との比較インプレお待ちしています。
出来上がったらまた加賀に
付き合って頂きましょうかね(笑)
今度は思いっきりトラウト仕様にしてみようと目論んでいます。
ブランクだけは早めに確保しとこうかな・・・(笑)
管釣り用のブランクなだけあって,軽い,長い,柔らかいと投げて楽しい,巻いて楽しい,ファイトして楽しいとお気に入りのブランクです.
管釣り用では7ftを超える市販ロッドはちらほらありますが,大抵硬めでパワーのあるブランクなので,こんなに管釣りチックなロッドはないっすよ~.
ロッドが長いので先重りしないようにバランサーとか入れたりカーボンパイプ差したりと色々できそうですし,グリップの加工構想もお待ちしております.(笑)
この間加賀で使ったメバルロッドは、リアグリップを長く取った分、バランサーは無しで使えたのですが、アグネッタはリーチを活かしたいので、可変式のバランサーを使ってみようかなとも思っています。ただ私、鈍感なのかも分かりませんが、ロッドの持ち重りっていつもあまり意識しないのです。それよりも全体として軽い方が(1日に何十、何百回とキャストするので)楽かな~とも思ったりもします。
そんなことを考えつつ、まずは溜まったブランクの優先順位付けでもしましょうかね。アグネッタもいつになるか分かりませんが、気長にご期待下さい(笑)