ラミグラス XMG50

新しいブランクを買ってみました。

ラミグラス（Lamiglas）のフライ用で、４ピースのパックロッド。"XMG50 Travel Fly"というシリーズの、９フィート、＃７です。

フライ用のブランクは以前から試してみたいと思っていたのですが、その独特の番手とアクションの違いから、なかなか手が出ずにいました。今回はたまたまMud Holeのセールで少し安くなっていたこともあり、ベンチマーク用に１本買ってみました。

手にしてまず驚いたのは、その細さと軽さ。XMG50というのは、50㌧カーボンという意味でしょうか、高弾性のグラファイトで、９フィートの長さがありながら、ブランク単体の重さは実測57グラムしかありません。継ぎ目はインローではなく逆並継ぎですが、さすがに定評あるラミグラス、負荷を掛けても全く違和感がありません。ブランクはサンドした後に塗装がしてあり、色はBurgandy。上の写真の通り、深い赤ワイン色です。

これだけでもなかなか創作意欲を掻き立ててくれるものですが、残念ながら私が本来意図した用途としては、少し硬すぎました。私は長めの胴調子で20号くらいの錘がぶら下げられるブランクが欲しいのですが、ラミグラスのこの＃７は想像以上に硬いブランクで、これなら10号くらいの天秤をちょい投げ出来るのではないかと思うほどです。私が磯でヒラスズキをやるとか、フライでシイラをやるとかならばぴったり（それでも、少し硬いか？）のブランクですが、残念ながらそのどちらも縁がないので、当面このブランクはお蔵入りになりそうです。

但し、ブランクの感じや色、アクションは分かりましたので、今度はこの同じシリーズの、もう少し番手の下のものを買ってみようと思います。

品番はET1087。


2007年5月製造のタグが付いています。


ラミグラスのサイトはこちら。定価は189㌦となっていますが、私はMud Holeで126㌦で買いました（Mud Holeのサイトはこちら）。

こうして釣りに行けないストレスを発散させている今日この頃です。
いかんなぁ・・・