
バージョン1のガイドラップで気に入らない点の2つ目は、そのコーティングです。
写真はバットのYSG25ですが、画面の右下に掛けての部分が少し膨らんだようになっているのがお分かりでしょうか?結果、全体的にぼってりとした風貌で、鈍重、締まりがないこと甚だしい。

ここは恐らく一通りコーティング剤を塗った後に少し塗り足したのだと思うのですが、個人的な感想を言えば、バーリーコートは元々self-levellingの力が弱いこと、硬化が始まるまでの時間が短いことから、モタモタしているとこうなってしまいます。ヘタクソと言う他ありません。
ひとつ上のYSG16は少しマシだったようです。

これはコーティング剤の鮮度にもよりますし、念には念を入れて、今回のバージョン2に取り掛かるに際し、コーティング剤を新たに発注しています。(なので、先に巻いたフックキーパーの部分もまだコーティングしていません。)
最近まで使っていたコーティング剤はちょうど1年前に発注したものですが、今回は割とアタリだったようで、四季を通して使ってきたにもかかわらず、トラブルはありませんでした。まだボトルの半分ほど残っていますが、実際は私なんぞが気付かないスピードで劣化はしていたはずで、不安要素を少しでも取り除くという意味でも、ここで仕切り直して新しいのを使おうと思っています。
それからもう一つ。これは自戒を込めて書くのですが、コーティングは一度で仕上げようとせず、面倒でも最低2回、もしくは3回に分けて行った方が良いと思っています。これまでの経験では、エポキシはウレタンとは違って剥離の心配は少なそうですし、何よりも一度に沢山のことを目指しても、ちっとも良いことがありません。1回目はスレッドに浸透させ、2回目は表面を滑らかにし、3回目に端っこ(スレッドとブランクの境目)を決める。私の場合はこれを面倒がらずにやった時ほど仕上がりは綺麗になるような気がします。
まぁ、それが分かっていてもつい慌ててしまうのが無精者の浅ましさ。
今度こそ慌てず、面倒がらず、一つ一つ作業を進めようと心に誓うのでした

魚花さん、志が高くて素ン晴らしいです。
コレ、ガイド脚のゴツさは関係ないのでせうか?
志が高いというよりも、こんなのを人に贈る身の程知らず。
お恥ずかしい限りです。
ガイド脚がゴツければその分巻き幅を長くしてバランスを取るのですが、
そこら辺も狙いというかピントが甘いですね。
全く、自分で見ていて腹が立つばかり。
改めて、気を引き締めています