アガサ・クリスティの The Murder of Roger Ackroyd(1926年)読了(邦題『アクロイド殺し』)。
ご存じ名探偵ポワロのシリーズ。村の名士アクロイドが、部屋で刺されて死んでいるのが見つかる。その時屋敷に居合わせた全員が容疑者なのだが、遺言により彼の莫大な遺産がわたることになる甥のラルフだけ、行方が知れない。
アクロイドの友人でもあった医師のシェパードが、隣に引っ越してきてカボチャを育てている老人(実はそれがポワロその人)と一緒に真相究明に乗り出す。果たして真犯人は・・・?
アガサ・クリスティを読むのは『オリエント急行殺人事件』に次いで2作目だが、古今の名作にして問題作とも言われる所以がよく分かる。こんなトリックはありか?なしか?・・・なんてことは気にせず楽しめる、極上のミステリー。
Agatha Christie,
The Murder of Roger Ackroyd
(Kindle)
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