上野の東京都美術館で開催中の「ブリューゲル『バベルの塔』展」。
なかなかタイミングが合わず会期終盤になってしまったが、予想通りの大混雑。あの細密描写をじっくり眺める場所も時間もなく、ぽつりぽつり拾い見して通り過ぎる。
それでもヒエロニムス・ボスやブリューゲルの色鮮やかな油彩画を目にすると、目から心の底まで透き通るような気がする。これぞ眼福。
(ヒエロニムス・ボス「聖クリストフォロス」1500年頃、ボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館蔵(ケーニヒス・コレクション))
(ピーテル・ブリューゲル1世「大きな魚は小さな魚を食う」1557年、ボイマンス美術館蔵)
(ピーテル・ブリューゲル1世「バベルの塔」1568年頃、ボイマンス美術館蔵)
ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展
2017年4月18日(火)~7月2日(日)
東京都美術館
<巡回>
2017年7月18日(火)~10月15日(日)
国立国際美術館
山肌がトラ刈りのようになっていましたね。
夏のこの時期にわざわざ来る人は少ないようで、
逆にのんびりぶらぶら出来ました。
バベルの塔はすみません、お送りした後に改めて調べてみると
大阪に巡回とあったので、これはお知らせしないとと思っていました。
洗浄や修復の賜物とは思いますが、実物の色彩は
もっと鮮やかで透明感に溢れています。
ヒエロニムス・ボスもこれ以外にもう1点油彩が来ています。
もっと空いていれば、同時代のネーデルラント絵画もじっくり見たかったです。
長野はスキーと釣りが主力でした。
須坂には北斎美術館や甘党向きの店舗も
ありました。
先日もイワナの顔を見てきました。
本日3葉の絵葉書入りの手紙が到着しました。
ブリューゲルは懐かしく、然もバベルの塔の色彩
には驚きました。
ヒエロニムスは初見です。
国立国際美術館での巡回を楽しみにしております。
文泉拝