Year In, Year Out ~ 魚花日記

ロッドビルドや釣りに関する話題を中心に。クラシック音楽や本、美術館巡りに日本酒も。

江戸蕎麦手打處 あさだ (浅草橋)

2012年03月11日 | 食べ物

日本酒を飲むようになってまだあまり間がない私ですが、その私に日本酒という窓を開かせてくれた一番の先達は、いつも一緒に釣りに行っている、職場のO先輩。

その時のことは以前この記事でも書きましたが、今回は先輩の許可も頂いたので、ここでそのお店をご紹介します。

浅草橋の駅を下りて、歩いて5分くらいでしょうか。昨晩は雨が降っていたので写真は撮らなかったのですが、こじんまりとした間口の、渋い店構えです。

ここは勿論蕎麦も美味しいのですが、何よりもその「つまみ」(と言ったら失礼でしょうが)として並んでいる一品料理が絶品なのです。

冒頭の写真はお通しのごぼう。季節を感じさせるこの素材と盛り付け。あさだの夜は、既にここから始まっています。お酒を飲みに来たお店でこんなにワクワクさせられるお通しは、ここでしか出会ったことがありません。

他に昨晩オーダーしたものは、

あなごの骨せんべい


そら豆の塩ゆで


江戸前穴子の塩焼き


玉子焼き


味噌杉板焼き


こんな感じで、まさに日本酒を飲むためにあるような料理の数々。

合わせたお酒は、勿論このお店で初めて飲んだ「獺祭(だっさい)」、そしてこれまた先達に教えて頂いた「陸奥八仙」、最後はこれまた個人的なお気に入りのひとつ、福井の「黒龍」。お酒が進まない訳がありません。

そして締めは勿論、蕎麦。



キリッと冷えて締まった、文字通り角がピンと立った蕎麦です。

外は冷たい雨が降っていましたが、最後に蕎麦茶を頂きながら、心身共にリラックスできた夜でした。

                    

この日は通称「牛柄テンガロン」さんという釣り友と一緒だったのですが、二人で飲むのは随分と久しぶりだったので、そのまま池袋に流れ、二人で何度か行ったことがあるバー「夜警」に行きました。



外が雨だったせいでしょうか、カウンターは随分と空いていて、バーテンダーさんを入れて奇しくも未(ひつじ)組の会となりました。

こうして気を遣わずに飲んで話が出来る仲間が居ることは、本当に幸せです。そんなことを改めて噛みしめた夜でした。

江戸蕎麦手打處あさだ
台東区浅草橋2-29-11
(03) 3851-5412

バー夜警
豊島区西池袋3-31-15 ロイヤルプラザⅡ 7F
(03) 3590-8890

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2 コメント

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蕎麦屋で呑み隊 (牛柄テンガロン(誰が通称やねん?))
2012-03-11 08:32:00
それにしても、、、だ。
画像の多くが、既に喰っちまって目減りしてるのが可笑しいよね(笑)。
我々、撮るの待てないんだもんね(爆)。

「待て!」が出来ないw
犬に生まれなくて良かったよwww
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牛柄テンガロンさん (魚花)
2012-03-11 10:40:34
出てきた瞬間からまさに美味そうにしか見えないからね。
写真撮るまで待つのなんて、絶対無理。

牛柄テンガロン、いっそのこと通称やめて、本名にすれば?

牛柄の犬もカワイくて望月さん好みだよ、きっと
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