Year In, Year Out ~ 魚花日記

ロッドビルドや釣りに関する話題を中心に。クラシック音楽や本、美術館巡りに日本酒も。

ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち (国立新美術館)

2016年08月10日 | 美術・芸術

乃木坂の国立新美術館に、ルネサンス期のヴェネツィア絵画が来ている。

月並みな言い方だが、今回は何といってもティツィアーノ。

アカデミア美術館収蔵の「アルベルティーニの聖母」と、サン・サルヴァドール聖堂の祭壇画「受胎告知」が向かい合うという贅沢な空間。


(ティツィアーノ・ヴェチェッリオ「聖母子(アルベルティーニの聖母)」1560年頃、アカデミア美術館蔵)


(ティツィアーノ・ヴェチェッリオ「受胎告知」1563-65年頃、サン・サルヴァドール聖堂蔵)

大天使ガブリエルのお告げにそっとヴェールをあげるマリア、腕に抱く我が子に物憂げに目を落とすマリア。

いずれもただただ美しい、それに尽きる。

アカデミア美術館所蔵 ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち
2016年7月13日~10月10日
国立新美術館(港区六本木7-22-2)

<巡回>
2016年10月22日〜2017年1月15日
国立国際美術館(大阪市北区中之島4-2-55)

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2 コメント

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楽しみ (文泉)
2016-08-12 19:38:06
魚花さん

ティツィ様が御来阪されるとのことに
気ずくまで
一瞬ではありますが、箱根越えが頭に
浮かびました。

大感激です。

文泉
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文泉堂さん (魚花)
2016-08-12 22:05:23
ティツィアーノのこの2枚だけでも
行かれる価値は十分あると思います。

ブログに貼ると大きさが逆に見えますが、
受胎告知は祭壇画らしく下がって見上げる大迫力、
聖母子は目線と同じ高さで、吸い込まれるように
見入ってしまいます。
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