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出光美術館で開催中の「狩野派 ─ 画壇を制した眼と手」。
室町時代から江戸時代にかけて画壇を制した狩野派の全貌を、収蔵品だけで見せるというさすがの展示。伝来の「漢画」を鑑定する(もちろん料金を取って)ついでに模写して画嚢にしていたとか、普段不勉強なだけに知らないことの連続。
個人的には前半、探幽の六曲一双の水墨画に目を奪われる。写真は右隻・左隻それぞれの拡大部分だが、実際はこの間に空間があり、その余白と墨の濃淡が絵に奥行を与える。
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(狩野探幽「叭々鳥・小禽図屏風」(左隻、部分)江戸時代、出光美術館蔵)
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(狩野探幽「叭々鳥・小禽図屏風」(右隻、部分)江戸時代、出光美術館蔵)
展示は3月22日まで。
狩野派 ─ 画壇を制した眼と手
2020年2月11日~3月22日
出光美術館
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