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クリスチアナ・ブランドの Death of Jezebel(1948年)読了(邦題『ジェゼベルの死』)。
ロンドンのとある舞台。甲冑に身を固めた騎士が11人、馬に乗って登場する。そして塔のバルコニーに現れたのは女王に扮したジュゼベル。・・・と思ったら、そのまま真っ逆さまに舞台に落っこちた。
実はジュゼベルを含む出演者の何人かに殺人予告が届いており、たまたまロンドンに居合わせたコックリル警部も客席から見ていたのだが、ジュゼベル以外はみな甲冑姿なので、誰が誰だか分からない。そして起こる第二の殺人・・・
クリスチアナ・ブランドと言えば必ず名前が挙がる代表作。けれど、何となくピンと来ないまま読み終えた。なんちゅうかこう、自らの構成に自ら溺れるの感(個人的な感想です)。昨年から続けて4作読んだが、これで気が済んだので、次の人行きます。
Christianna Brand,
Death of Jezebel
(Kindle)
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