ミリオネア（２）

大事にしていた古いミリオネアの調子が悪くなったことは以前書きましたが、あれから結局、別の釣具店に預け、そのままになっています。

前にも書いた通り、一度は釣具屋で「古いリールのオーバーホールや修理はメーカーで受け付けてくれない」と言われたのですが、どうにも納得できなかったので、ダイワのホームページから、「釣具屋でこういう風に言われたのですが、長年愛用してきたリールでもあり、何とかお願いできないでしょうか？」と問い合わせてみました。するとすぐにメールで以下のような返事がありました。

「御問い合わせ有難うございます。
　ご質問頂きました件ですが、
　御手数ですが、一度釣具店様へ内容をお伝え頂き、
　お預けいただけませんでしょうか。
　おっしゃる通り、部品がなく、修理不能となることもございますが、
　預けてみていただければと思いますので、
　何卒宜しく御願い致します。」

翌日早速、最初に相談したのとは別の釣具屋、具体的には、日本橋のサバロですが、そこへ持って行き、上記の返事を印刷した紙と一緒に預けたのでした。

今日、久しぶりにサバロに行った際、このリールの話になって、「あのリール、まだ色々やってくれているみたいですよ」と。恐らく部品もないことでしょうし、厄介なことをお願いしたとは思っているのですが、最初のＨＰからの返事といい、その後の対応といい、こういう待たされ方は一向に苦になりません。むしろまた楽しみが増えた感じです。

リールが戻ってきたら、たとえ元通りに再生できていなくても、戸棚の一番上で、これからも大事に保管していきたいと思っています。