Year In, Year Out ~ 魚花日記

ロッドビルドや釣りに関する話題を中心に。クラシック音楽や本、美術館巡りに日本酒も。

FrictionZero

2006年05月01日 | リール
Pennのハンドルを買った時、一緒にこんなものを買ってみました。

実は先日釣具屋にハンドルを取りに行く際、店員さんと9500SSのチューンの話になって、どうせなら簡単なところで、ベアリングの交換をしてみましょうか?ということになりました。あいにく私はリールの分解が苦手で、と言うと、リールを持ってきたらやってあげますよ、とのお話。ならばとお言葉に甘えて、リールを持ち込んだのでした。

店員さんは手馴れたもので、さっさと分解してベアリングを交換してくれたのですが、その際、グリスアップと同時に「コレ、やっといた方がいいですよ」と勧められたのがこのFrictionZeroです。何でもベアリングに注すオイルで、回転がとてもスムーズになるとの由。早速9500SSのベアリングにもこれを注して貰いました。

交換した9500SSのベアリング(ラインローラー以外の3箇所)はみなシールドタイプで、それでもこのオイルを注さないよりはマシだったのでしょうが、残念ながら私のレベルでは、回転がスムーズになったことは実感できませんでした。(もともと9500SSのハンドルが重すぎるのでしょうが・・・。)

ところが、です。

今日は折角の平日の休日で、久しぶりに海にでも行こうと思っていたのですが、あいにく南西風が強く出船できなくなってしまいました。そこで、いつもお世話になっているリールの手入れでもしようと思いました。

私も一時リールの分解にハマったことがあり、マスターギアの両側やラインローラーにベアリングを入れるくらいのことはやっていたのですが、試しにその古(安)リールにこのFrictionZeroを注してみました。すると、驚いたことに、回転がスムーズになったことがはっきりと実感できました。ラインローラーも回りすぎるくらいよく回ります。ま、元の状態が悪すぎたから良く分かったのだと思うのですが・・・。

因みにそのベアリングはいずれも開放型で、シールやシールドの無いタイプでした。やはりベアリングの玉にオイルが行き渡る必要があるのではないかと思っています。ベアリングのシールドやシールを分解する勇気はありませんので、私にはこれくらいがちょうど良いチューンなのかな、という気がしています。

さて、明日も休みですが、お天気は少し下り坂のようです。

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