コーティング中

1回目のコーティングが終わりました。

昨日夕方からクーラーを入れて少し湿度が下がったこともあり、1回目のコーティングを行いました。続けて2回目のコーティングをすれば良いのですが、さすがに平日の夜の作業はちょっと辛いので、このまま週末まで放置しておこうと思っています。

ところで私の場合、ガイド周りのコーティングで気を使うのは、上手い具合に表面の糸目が消えて滑らかに仕上がるかどうかなのですが、そのためもあって、コーティングは最低でも2回、重ねるようにしています。塗り重ねると剥離するという人も居るのですが、私の今の技術では、1回塗りで綺麗に仕上げることはほぼ不可能です。

特にガイドフットを巻いた部分、というのはガイドフットにスレッドが乗っている部分と、その両側のブランクから少しスレッドが浮いたようになっている部分の2箇所ですが、そこの部分については、これまで何度も失敗しています。具体的には、コーティング剤を十分に盛ったつもりが、乾燥させているうちにスレッドがコーティング液を吸って、結局表面にスレッドの糸目が浮いてしまうことがあります。

結局行き着いたのが、1回目はスレッドにコーティング剤を十分染み込ませるだけにして、表面を滑らかに仕上げるのはその次、もしくは3回目のコーティングでやっつけるやり方です。コーティングの時に「今回で最後。だから何が何でも綺麗に仕上げなくては・・・」と思いながら作業をするのはとても嫌なプレッシャーなのですが、少なくとも1回目のコーティングの時は、このプレッシャーから解放されます。

コーティングを2回、もしくはそれ以上に分けるもうひとつの理由は、スレッドの両端の巻き始め部分、スレッドとブランクの境目のところを綺麗に仕上げたいからです。気を抜くとここもスレッドの糸目が残ったりすることがあって、色々試してみた結果、作業を分けるようになりました。

シングルラップの場合やガイドが小さい場合は、このガイドフット周りの処理と、巻き始め（巻き終わり）部分の処理を一緒にやってしまうこともあるので、その場合はコーティング2回で仕上げるということになります。まぁ、それでも失敗することもあって、まだまだ修行が必要だなぁと思う今日この頃です。

みなさんも、綺麗に仕上げるコツなんかがあったら教えて下さいね。