Year In, Year Out ~ 魚花日記

ロッドビルドや釣りに関する話題を中心に。クラシック音楽や本、美術館巡りに日本酒も。

A糸のこと

2005年06月29日 | ロッドビルド
今回、パックロッドの飾り巻きでは、Aスレッドをメインに使いましたが、色々と発見がありました。これまでCスレッドを使うことが多かったから気付いたことで、普段A糸をお使いの方々から見ればごくごく当たり前のことかも知れませんが・・・。
まず、ガイド周りや飾り巻きの両端にパイプ巻きをした部分ですが、コーティングをすると、糸目が綺麗に消えて、表面が滑らかに仕上がりました。少々の隙間や糸目の乱れは、先日のBurnishing Toolで擦ると、毛羽立ちも殆ど(全くと言っていいほど)無く、綺麗に仕上げることが出来ました。
次に飾り巻きですが、太いスレッドに比べて、クロスの巻き目を揃えるのが楽だったように思います。今回は色々あって、結局いつもの8軸シェブロン(ウロコ模様)を巻いたのですが、クロスのポイントに糸目を沿わす際、スレッドが細くて軟らかい分、より隙間無く巻けたような気がします。スレッドが細い分、模様を出すのに使う本数は増えますが、反面、巻いた後に隙間を詰める作業が楽だったように感じました。結局のところ飾り巻きは、スレッドを直線的に張るというよりは、クロスで出来た段差に沿わせていく作業なので、スレッドは軟らかい方がより柔軟に凸凹してくれるということかも知れませんね。

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4 コメント

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Unknown (ロドラン)
2005-06-30 09:47:00
手間が増えますが他色との合わせ面も綺麗に仕上がりますよね。
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やはり (魚花(携帯))
2005-06-30 11:20:17
そうですか。そんな感じがしてました。
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普段はA糸です (海苔屋)
2005-06-30 12:52:25
私はダブルラッピング以外、殆どA糸を使ってます。

色数を増やしたいんですが、カタログのカラーサンプルだと、送られてきた色がイメージと違うこともあり...

現物を見て選べる環境の方がうらやましいです。
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なるほど (魚花(携帯))
2005-06-30 15:15:14
仕上がりの綺麗さの秘密はA糸でしたか。

カラーサンプルですが、サバロのHPにある

各色の写真は、割と綺麗に撮れてますよ。
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