
Clare Vanderpool の Moon Over Manifest 読了。
主人公の Abilene は12歳の夏、Manifest という町に一人でやってくる。そこは彼女の父 Gideon が小さい頃過ごした町で、その友だちの Shady の家に厄介になるのだが、ひょんなことからその町や住人の過去の出来事を知ることになる。
現在と過去が交互に現れるプロットは、初めは少し複雑に感じられるのだが、色々なことが少しずつ網にかけられ手繰り寄せられ、そして最後は一気に収斂する。
子供目線で書かれてはあるが、大人が読んでも胸にじーんと来る、素晴らしい作品。(2011年のニューベリー賞受賞作)
Clare Vanderpool,
Moon Over Manifest
(Yearling Newbery)
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