Year In, Year Out ~ 魚花日記

ロッドビルドや釣りに関する話題を中心に。クラシック音楽や本、美術館巡りに日本酒も。

京都(その3)

2023年12月22日 | 
京都逍遥その3(最終回)。

あくる日も快晴。朝イチで出町へ。カミさんを園芸店に置いておいて、懐かしい界隈をぶらぶら歩く。

鴨川がYの字で左に分かれる方、葵橋から北を望む。



これより洛中の石碑。



葵橋のひとつ下、出町橋から東を向く。大の字が微かに見える。



用事と買い物が終わってホテルに戻る途中、早めのお昼御飯。「本家尾張屋」で、カミさんは湯葉蕎麦、私は鴨なんば。出汁と九条ネギの風味に包まれる幸せ。

     

お昼を軽く済ませたのはここに寄るため。少し西にスライドして「茶寮 翠泉」でパフェ(手前がお芋、奥はほうじ茶)。



まだ食べるの!?と言うことなかれ。朝イチで出町に行ったのは「ふたば」のお餅を受け取るため(前日までに電話で予約できます)。

     

右から豆餅、真ん中はこの時期限定の冬至餅、そして一番左は、たまたま今シーズンの最終日に当たった栗餅。お茶を淹れて(ティーバッグだけど)勿論全て平らげる。

このままホテルにいたら晩御飯が食べられないと、重い腰ではなく重い腹を抱えてぶらぶら歩き、三条大橋のたもとにある「桔梗利 内藤商店」に行く。



目的は奥の束子。「刃物を研いだ後の砥石の表面を流すのに使いたいんですけど」と言うと「それならこれなんかどうです?」と教えていただいたパキンの束子。毛足が硬く、見たところ化繊ぽいが、そういう名前の植物繊維だそう。

手前のテーブルブラシはお店に入った瞬間目に入ったもので、毛足の柔らかな馬毛。元々の用途は違うのだが、作業台の上をマメに払うのに重宝しそう。

さて。陽が落ちて一気に寒くなった。三条京阪から出町柳を経由して修学院駅で降り、歩いて「平八茶屋」に行く。



     

     

     

     

     



帰りはまた修学院駅まで歩き、叡電と地下鉄に乗ってホテルに戻る。

今回も良い旅でした。

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