カワハギ竿／ガイドラップ

夏休みの工作は、少し間が空いたがカワハギ竿、ティップ部分（1/2ピース）のガイドラップ。

その前に、まずスレッドを切るための握りバサミを研ぎあげる。刃先を両側に出した状態で糸で縛り、仕上げ砥石を使ってこの通り。



刃先（特に切っ先）からスレッドが逃げずに切れるようになったことを確認し、ガイドを巻く。

穂先はKTガイドの #3.5 が７個。こんな小さなガイドを巻くのは久しぶりで、仮留め用のマスキングテープは縦に４分割し、このところまた一段と進んだ老眼と闘いながら巻いていく（写真はいずれもクリックで拡大）。

　　　　　　

グラファイトとの繋ぎ目部分は補強も兼ねる。（スレッドのほぼ真ん中辺りに継ぎ目がある。）

　　　

実は前回までの作業からここまで時間が空いてしまったのは、このソリッド部分のガイドラップと継ぎ目部分の処理をどうするか、なかなか決まらなかったから。

特にナイロンのA糸で総巻きにしたソリッド部分に、CPやコーティングをせずにガイドを巻いて下のスレッドが割れないか、かなり慎重に考えたのだが、案ずるより何とか。このロッドで一番の難所だと覚悟していたのだが、結果的にはうまく仕上がってひと安心。

続いてまずこの部分だけをコーティングする予定だが、先に白いナイロン部分にCPを塗り、その後でガイド部分も含めコーティング。