週末恒例の園芸店まわりをしている時に、「あれ、あんなところに珈琲屋さんが!」という家人の声。こっちは運転しているのでよそ見は出来ませんが、これまでも通り慣れた道に面していつの間にやら新しい店が出来ているようです。
帰り道、早速寄ってみました。お店の中は半分がカウンター、半分がテーブル席になっていて、入口近くには珈琲の生豆が何種類もならんでいます。折角ですからまず店内で珈琲を頂くことにしました。
私はお店の看板「関町ブレンド」のホット。家人はアイスで、その名も「オンザロックアイスコーヒー」。ちょうどカウンターが見えるところに座ったので、ご主人が淹れるのを見ていると、2人用くらいのサーバーを2つ、それぞれ別々にペーパードリップの用意。アイス用はフレンチローストでしょう、見るからに深炒りの豆を割と多めに挽いています。なるほど「オンザロック」とは、やはりその意味でしたか
アイス珈琲の作り方には色々なやり方がありますが、私はこのオンザロックの淹れ方(と仮に呼ぶことにしましょう)を、神戸の駅前にあるその名も「珈琲の店」というお店のカウンターで知りました。(今でもあるのでしょうか、このお店・・・?>IZ氏)
まずグラスに氷を山盛り入れておき、一方でデミタスカップに濃い目のホット珈琲をドリップ。出来上がったところで氷を盛ったグラスの上から熱い珈琲を掛けます。勿論、氷は溶けますが、それでちょうど良い濃さになるように仕上げるのが腕の見せどころです。
この日行った関町珈琲店もこのやり方です。メニューにわざわざオンザロックと書くところが憎いですね。出来上がった珈琲は、香りが強く、あと味すっきり。よく出来ています。因みにこの珈琲、唯一の難点と言えば、時間が経つと薄まってしまうこと。それを知っている家人は、私にひと口くれただけで、写真を撮る間もなく一気に飲んでしまいました。ヨクワカッテルネ・・・
さて私が注文したのはホットですが、
お味の方は可もなく不可もなく、至って普通。こういう味なのかも知れませんが、個人的にはブレンド自体にもう少し尖がったところがあっても良いように思いました。今度行ったら、間違いなく二人ともアイス珈琲を飲むでしょう。
このお店の特徴は、珈琲豆(生豆)の注文を受けてからその場で焙煎すること。聞くところによると、普通のミディアムローストで所要時間は約3分!そんな短い時間で焼けるのかと半信半疑でしたが、家に帰って調べてみると、なるほど、そういう高速焙煎機があるのですね。
昔、京都に下宿していた頃のことですが、近くに珈琲豆を焙煎して売っているお店があり、(何せヒマな学生でしたから)よく入り浸っては店主のおじさんに珈琲のことを教えて頂きました。私の知識の大半はその20年前で止まっています。
焙煎することと同じくらい大切なことが豆を一気に冷却すること。そして、焙煎後のガスを抜くこと。その時教わったことが、この高速焙煎機では全て成り立たないような気がするのですが、そこはまぁ素人の想像の世界。今度は一度、人生で初の「生豆で焙煎オーダー」に挑戦してみたいと思います。
そうそう、最後に、このお店で気に入ったこと。テーブル席に置かれた小さなプレート。
珈琲の香りに煙草の煙と匂いは邪魔になるだけ。これだけでこの店のポイントがグンと上がったのでした。
関町珈琲店
練馬区関町北4-33-25(新青梅街道沿い)
03-5903-1157(いいこな)
オーナーに賞賛の拍手を送ります!
“喫”の字が取れちゃうから、コレがホントの“茶店”ですね(笑)。
私もアイスコーヒーを作る時は、“オンザロック”ですよ。
魚花さんの奥様、侮れませんね!
(…いや、別に侮ってませんけどw)
それだけでまた行こうと思っちゃいますね(笑)
オンザロック、実践されてたんですね。
私がやると、どうもぬるくて薄いのが出来上がるので、
いつも素直に水で淹れています。
家人は・・・普段は抜けてるのに、肝心なところはちゃっかりしてるんですわ
ご無沙汰でした。
神戸の「珈琲の店」健在だそうです。
この情報源はIZ氏です。
私は未確認です。
禁煙の要請のあるお店では飲食をした
ことがありません。
交渉の結果、無理だと解れば,喜こんで
そのお店を去ります。
会議の場合も同様です。
出席しない為の、都合の良い口実となっています。
この記事、喫煙愛好家の方への配慮がちょっと足りませんでしたかね(笑)
まぁ、嗜好の違いとお許し下さい。
「珈琲の店」が今も健在とは、嬉しい限りです。
父親に連れられて初めて行ったのは多分小学校の低学年の頃です。
東京に来てからも、いつもどこかであの店と同じような店を探しているような気がします。
そのうち落ち着いたら、土日に二人で関西旅行に行こうといつも話しています。
その頃まで「珈琲の店」のマスターが健在でいてくれると良いのですが・・・
関西行きが決定となりましたら
すぐにご連絡ください。
新しく見つけたコーヒー屋さんに
お連れします。
時間があれば、典型的な関西のお好み焼き屋さんも
と思います。
残念ながら、エビスは飲めませんが
文泉
真っ先に連絡させていただきます。
関西のお好み焼きも、長らく食べてないですね。
もっとも、自分のうちではしょっちゅう焼いて食べてますが、
それが関西風と言えばそうですね。
逆に、東京に来られる時は是非うちにも寄って下さい。
狭い家ですが、一人くらいお泊めすることは出来ますので