Year In, Year Out ~ 魚花日記

ロッドビルドや釣りに関する話題を中心に。クラシック音楽や本、美術館巡りに日本酒も。

横山大観展 (東京国立近代美術館)

2018年05月13日 | 美術・芸術

竹橋の東京国立近代美術館で開催中の 横山大観展

明治・大正・昭和と時系列に辿っていくと、大観がその主題や画法、常に新しいことを模索し変化していく様に驚嘆する。


(「山に因む十題のうち 龍躍る」1940年、足立美術館蔵)

圧巻は畢生の大作「生々流転」。長さ40メートルを超える画巻、その全幅を右から左へじっくり見ているうちに、あたかも自分が水になり空気になり、最後は龍になって空に昇っていくかのような錯覚を覚える。

東京での会期は27日まで、その後京都に巡回(2018年6月8日~7月22日 京都国立近代美術館)。

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2 コメント

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足立美術館 (文泉)
2018-05-21 21:23:13
魚花師匠

確か大観の生生流転は微かに
見た記憶があります。

岡崎公園の平安神宮は変化し過ぎの
観があります。60年前とは異なつています。

ラーメン店が京都周辺や京大の北にも増えました。

文泉拝
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文泉堂師匠 (魚花)
2018-05-21 23:59:32
今週はちょうど京都に来ていますが、
修学旅行生よりも外国人観光客の方が
何倍も多い気がします。

昔と同じ距離感で歩くと意外に時間がかかったり、
変わったのは京都だけではないと実感しますね…
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