ガイドセッティング

ガイドセッティングの検討をしました。

理論的には、ガイドは個数が多いほどラインがブランクに沿うので、ブランクのポテンシャルを最大限引き出すことが出来るということだと思うのですが、一方で必要にして十分な個数というのもあるはずで、そこら辺りをFujiのニューガイドコンセプトを参考にあれこれ思案する。それがいつものガイドセッティングの楽しみです。

今回のブランクは5'6"。グリップとリールシートの位置を先に決めているので、まずはバットガイドの位置を決めます。ところが、いつものように海苔屋さん方式でやると、リールが大きいせいか、バットガイドがやたらと遠く（ティップ寄り）に行ってしまいます。これではバットの粘りが活かせないので、多少キャストの際にラインがバタつくことは目をつぶって、バットガイドの位置をティップから100cm近辺に置くことにします。

その間でまずガイドを等比で置くことを考え、何パターンか計算をした上で仮組みを繰り返した結果、どうやらガイド個数８個で行くのが最も自然にブランクが曲がり、ラインのブランクへの沿い具合も無理がない感じが得られそうです。ガイド間隔はバット側を少し調整しましたが、ほぼ等比で行けるという感覚です。

これでガイドセッティングが決まりましたので、この週末からガイドラップに掛ります。

それから、定番の飾り巻きですが、今回のロッドは一旦飾り巻きなしで作業を進めます。グリップにカモフラージュの派手なパーツを持ってきたので、この上（バット部）に飾り巻きをすると、インパクトのある部位がダブってしまうことになるからです。一旦全て組み終わった後でもし物足りないと感じたら、その時点で飾り巻きだけ追加しようと思っています。

今週頑張れば、来週からはゴールデンウィーク。今のところ30日と１日は休めそうなので、休み中一度くらいは釣りに行ければと思っています