新しいパターンに挑戦していましたが、とうとう諦めました。
写真は失敗作です。きちんと巻けたらHPの方に巻き方をアップしようと思っていましたが、折角ですから私が失敗した過程をアップしたいと思います。
まず、参考にしたのは "Custom Rod Thread Art"という本です。この中の、一昨日のブログの記事の写真に載せた No.15というパターンに挑戦しました。
写真にもありますが、巻き方の説明はとても簡単です。
Layout
Center Cross --- Dark
Box --- Light
Sequence
Cross --- Out
Box --- In
Box --- Out
これだけしかありません。簡単に言うと、上の"Layout"が基準となるスレッドの張り方を示し、次の"Sequence"がその上に巻いていくスレッドの巻き方を示しています。写真付きで解説したいと思います。
①まず最初の"Center Cross"ですが、これは普通にクロスを1組(スレッドは2本)張ります。勿論、この前に、基準点を決めてマーキングする必要があります。本ではこのCenter CrossをDark、濃い色で張るように書いてありますが、これは個人の好き好きです。私は白のスレッドで張りました。
②次の"Box"ですが、これは上のクロスの周りに箱型、つまりダイヤモンドのクロスラップを張ることを示します。色は同じくLight(薄い色)とありますが、私は緑を使いました。
ここまでで "Layout"、つまり基準となるスレッドが完成しました。
ここから次の"Sequence"の順に従ってスレッドを巻き重ねて行きます。
③最初は"Cross"を中心に"Out"、つまり外側にスレッドを張る、という意味です。白のスレッドの交点を中心に、ダイヤモンドラップの要領で、スレッドを4本張ります。
④次は"Box"の"In"、つまり内側にスレッドを張る、という意味です。緑で作ったBox(ダイヤモンド)の内側に、スレッドを4本張ります。
⑤最後に"Box"の"Out"、つまり④とは逆に、Boxの外側にスレッドを4本張ります。
あとはこの③~⑤を順番に繰り返していくだけです。一つだけ注意が必要なことは、いずれもダイヤモンドラップの要領で4本スレッドを張りますが、その4本の張り方を統一させる必要があります。これは(この本の著者によると)どの順番で巻くのが良いということではなく、「同じ順序で」巻くことが重要とのことです。
さて、このやり方でスレッドを巻き重ねると、模様が浮き上がってくるはず・・・だったのですが、私の場合、今回は見事に失敗しました。
写真はもう相当に巻いた後ですが、一向に模様が出来上がりません。原因として考えられることは、巻き始めに近いところでスレッドの目を十分に詰めていなかったことです。私はいつものシェブロンと同様に、巻き重ねるうちに目が詰まっていって、スレッドが増えるに従って模様が出来てくるもんだと高を括っていたのですが・・・甘かったようです。
因みにこのパターンを巻くのは実は2回目で、1回目に巻いた時には模様がきちんと出来ました。ですので、巻き方自体が間違っていることはないと思います。因みに、うまく巻けると、こういう模様が出来上がります。
これは直径10mmのアクリルパイプに試しに巻いたものですが、巻いたのが2年ほど前のことなので、この時どうしてうまく出来たのか、記憶が定かでありません。明らかに違うのは、それぞれの部分に出来るダイヤモンドの目が詰まっていることで、ここを丁寧に処理したことが勝因だったのかもしれません。
いずれにせよ、今回の飾り巻きは大失敗に終わりました。潔く諦めて、いつもの8軸シェブロンに回帰したいと思います。
因みに今回参考にした本ですが、上のような解説と図柄のパターンが合計107紹介されています。万人向けとは言えず、お薦めするのが難しいのですが、入手方法についてはご相談に乗れると思いますので、もしご興味あおりの方がいらっしゃったらご連絡下さい。
"Custom Rod Thread Art" by Dale P. Clemens (RodCrafters Press)
写真は失敗作です。きちんと巻けたらHPの方に巻き方をアップしようと思っていましたが、折角ですから私が失敗した過程をアップしたいと思います。
まず、参考にしたのは "Custom Rod Thread Art"という本です。この中の、一昨日のブログの記事の写真に載せた No.15というパターンに挑戦しました。
写真にもありますが、巻き方の説明はとても簡単です。
Layout
Center Cross --- Dark
Box --- Light
Sequence
Cross --- Out
Box --- In
Box --- Out
これだけしかありません。簡単に言うと、上の"Layout"が基準となるスレッドの張り方を示し、次の"Sequence"がその上に巻いていくスレッドの巻き方を示しています。写真付きで解説したいと思います。
①まず最初の"Center Cross"ですが、これは普通にクロスを1組(スレッドは2本)張ります。勿論、この前に、基準点を決めてマーキングする必要があります。本ではこのCenter CrossをDark、濃い色で張るように書いてありますが、これは個人の好き好きです。私は白のスレッドで張りました。
②次の"Box"ですが、これは上のクロスの周りに箱型、つまりダイヤモンドのクロスラップを張ることを示します。色は同じくLight(薄い色)とありますが、私は緑を使いました。
ここまでで "Layout"、つまり基準となるスレッドが完成しました。
ここから次の"Sequence"の順に従ってスレッドを巻き重ねて行きます。
③最初は"Cross"を中心に"Out"、つまり外側にスレッドを張る、という意味です。白のスレッドの交点を中心に、ダイヤモンドラップの要領で、スレッドを4本張ります。
④次は"Box"の"In"、つまり内側にスレッドを張る、という意味です。緑で作ったBox(ダイヤモンド)の内側に、スレッドを4本張ります。
⑤最後に"Box"の"Out"、つまり④とは逆に、Boxの外側にスレッドを4本張ります。
あとはこの③~⑤を順番に繰り返していくだけです。一つだけ注意が必要なことは、いずれもダイヤモンドラップの要領で4本スレッドを張りますが、その4本の張り方を統一させる必要があります。これは(この本の著者によると)どの順番で巻くのが良いということではなく、「同じ順序で」巻くことが重要とのことです。
さて、このやり方でスレッドを巻き重ねると、模様が浮き上がってくるはず・・・だったのですが、私の場合、今回は見事に失敗しました。
写真はもう相当に巻いた後ですが、一向に模様が出来上がりません。原因として考えられることは、巻き始めに近いところでスレッドの目を十分に詰めていなかったことです。私はいつものシェブロンと同様に、巻き重ねるうちに目が詰まっていって、スレッドが増えるに従って模様が出来てくるもんだと高を括っていたのですが・・・甘かったようです。
因みにこのパターンを巻くのは実は2回目で、1回目に巻いた時には模様がきちんと出来ました。ですので、巻き方自体が間違っていることはないと思います。因みに、うまく巻けると、こういう模様が出来上がります。
これは直径10mmのアクリルパイプに試しに巻いたものですが、巻いたのが2年ほど前のことなので、この時どうしてうまく出来たのか、記憶が定かでありません。明らかに違うのは、それぞれの部分に出来るダイヤモンドの目が詰まっていることで、ここを丁寧に処理したことが勝因だったのかもしれません。
いずれにせよ、今回の飾り巻きは大失敗に終わりました。潔く諦めて、いつもの8軸シェブロンに回帰したいと思います。
因みに今回参考にした本ですが、上のような解説と図柄のパターンが合計107紹介されています。万人向けとは言えず、お薦めするのが難しいのですが、入手方法についてはご相談に乗れると思いますので、もしご興味あおりの方がいらっしゃったらご連絡下さい。
"Custom Rod Thread Art" by Dale P. Clemens (RodCrafters Press)
私には無理ッス‥
立ち直ったら、解いて、いつものシェブロン巻きます
このフレーズに心惹かれました。
メタリックスレッドを使って巻けば、かなり綺麗な模様になるだろうなーとあらぬ想像をしてしまいました。
アジングロッドは軽量化の為、飾り巻きはしない予定なんで、次のロッドでNo.15試そうかな。
それまでに時間を見計らって、補修糸使って試し巻きしてみます。
飾り巻きは一番最初のクロスが難しいっすよね。
芯出しもスレッドの詰まり具合も全て最初で決まっちゃいますもんね。
ぜひトライしてみて下さい。
メタリックでやると綺麗でしょうねぇ。
ひとつだけ、使う2種類のスレッドの太さが違うと
模様の出来方が違うかもしれないので、その点だけ
注意が必要かもです。
キモは巻き始めでしたか・・・
そう言えば、試し巻きした時には、模様の数も少なかったので、
マメに目を詰めてたような気がします。
アタシは次にトライされる方の応援にまわりますわ