三菱一号館美術館で開催中の「レオナルド×ミケランジェロ」展。
夏休みが近くなればなるほど混み始めると踏んで、開催早々、しかもFLEXで夕方早めに上がって行ってきたのだが、まぁ名残惜しいこと。
赤チョークや尖筆を使ったその素描はどれも繊細で細密。
結局のところ、平面的な画布や紙の上で立体や遠近をどう表現するか、その試行錯誤や研究の数々。紙面からその息遣いが聞こえてくるようで、鳥肌立ちっぱなし。
(レオナルド・ダ・ヴィンチ「少女の頭部/『岩窟の聖母』の天使のための習作」1483-1485年頃、トリノ、王立図書館蔵)
(ミケランジェロ・ブオナローティ「『レダと白鳥』の頭部のための習作」1530年頃、フィレンツェ、カーサ・ブオナローティ蔵)
(レオナルド・ダ・ヴィンチ「馬の後脚の習作/『トリヴルツィオ騎馬像』のための習作」1508年頃、トリノ、王立図書館蔵)
レオナルド×ミケランジェロ展
2017年6月17日~9月24日
三菱一号館美術館
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます