南幌町の中心部と言ってよい住宅地にある「南幌神社」に行ってきました。
昨日の記事で書いたとおり、この神社は、宮城県、新潟県、三重県、岐阜県より入殖した開拓団の守護として各開拓地に創建されていた祠を、当時の「幌向村」の守護である鎮守として合祀し「幌向神社」と称したもので、明治43年(1910年)無格社に列せられ、大正9年(1920年)現在地に遷座し、昭和21年(1946年)宗教法人として設立されました。
昭和38年(1963年)の町制施行により、「幌向村」が「南幌町」になったのを受けて、「南幌神社」と改称され、現在に至っていますが、神社が地名の変更に合わせて社名を変更するというのは、全国的にも珍しいケースのようです。
この敷地内は桜の名所として知られているそうなのだけど、ここへ行ってきた4月29日は、まだそれほど見ごろにはなっていませんでした。
敷地内には幾つかの碑が。
「石川邦光翁開拓乃碑」という碑。
元仙台藩士で、宮城県角田町の初代町長に就任した後、明治26年(1893年)年、当時の幌向村へ、77戸250人余を率いて入植した人物だそうです。
「開墾碑」。
幌向村の開拓の歴史が事細かに記されています。
「開墾碑」とは別に、同じく開拓の歴史を伝える「開拓記念碑」もありました。
何とも愛らしい二体の狛犬。
そういえば、先日「イチオシ!!」の「しあわせ散歩」で訪れた某神社で、土屋まりアナが、阿形、吽形のことを「あちゃん」「うんちゃん」と口にし、オクラホマ河野君に、「『うんちゃん』はやめろ」とツッコまれていました(排泄物を連想しちゃうから?)が、こちらは、ちゃん付けしちゃってもいいような愛嬌が感じられますね。
南幌神社の御祭神は、
「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」、
「八幡大神(はちまんおおかみ)」、
「伊弥彦大神(いやひこのおおかみ)」
「白鳥大神(しらとりのおおかみ)」
の四柱。
「白鳥大神」という神様は初耳でしたが、全国各地に(主に東海地方)「白鳥神社」という神社があるそうです。
土俵がありました。
現在でも使われているのでしょうかね。
先ほど「しあわせ散歩」の話をさらっと書いたけど、南幌町なら、札幌市からもそれほど離れてないし、お店を二~三軒リサーチできれば「しあわせ散歩」のロケを行うことも可能だと思います。
先週と今週は函館編だけど、たまにはこういう小さな町もいいのでは。
実はですね、プライバシーの問題があるので詳細は控えますが、先日、札幌市内某所で、オクラホマ河野君らしき方を見かけました。
車を運転していてたまたま目に入ったので、違うかもしれないけど、後で思い出してみると、以前「しあわせ散歩」の中で、河野君が行きつけだと言っていたガソリンスタンドから近い所だったので、きっと・・・。
車じゃなく、歩きか自転車のときにお見掛けしてたら「『しあわせ散歩』見てます!」って声かけたかも。