FORTY THREE-SEVEN

43カーモデルとその他の事柄
その他の方がたぶん多い

Increasing,decreasing and I

2017-06-06 06:00:08 | 映画
行って来ました、午前10時の映画祭8
アンタッチャブル



英語で書くとUntouchable、触ることができないということは
買収できないこと
THE UNTOUCHABLES と定冠詞が付くと
このエリオット・ネスのチームを指すのだそうです。
昨日の映画の批評がどんどん過激化してゆくと
この話は事実と違うから、だめな映画ということになります
まあ、エリオット・ネスの業績は、本人談
というところが多く、検証不能なものが多いという話です
まあ、それと、この映画が面白いのはぜんぜん違う話なんですが
まあ特筆するべきは、デ・ニーロですかね
デ:役作りのためにイタリアへ行って来る
スタッフ:いまさら???
で、デ・ニーロ先生、帰ってきたら
カポネみたいに太ってるわ、髪が薄くしてるは
あの役作りになったそうです。
ショーン・コネリーがまたいい演技で
アカデミー助演男優賞とります
まあ納得できますな。
かっこいいですしね
警官の仕事は、生きて帰ることだ。
いいセリフです。
最後のネスの決定も美しいですね。
1930年代なので出てくる銃も古い
裁判所でフランク・ニッティを追うシーンで
使うのがコレ

コルトオフィシャルポリス
このシーンの印象が強いので
ネスはオフィシャルポリスを使っていたのだと思っていたら
M1911だった。
これ従軍経験があると、いう設定なのかな。
現実のネスは従軍経験はないみたいです。

戦艦ポチョムキンに、インスパイアされたこのシカゴ駅のシーン
これはスターというスペインの銃
ギャングなのに貧乏だな。

マローンのハウスプロテクション用のショットガン
ハンマーつき(有鶏頭という)なのが渋いね
で、見てて気が付いたんだけど
警察学校やシカゴ警察の警官の使う
S&Wがね あれ現代の銃なんだよな
M10というモデルナンバーが付いたやつ

これね
Kフレームの4inフィックスドサイト
サービスグリップ付
ハンマーが戦後に採用されたショートアクションというヤツなんですね

これが戦前型のアクション

こっちは戦前というか戦中型の外観
M10という名前はまだ付いていない

1930年代というとミリタリー&ポリス
はこんなカタチ
グリップも違うし、ハンマーもフロントサイトも違う
コルトはぜんぜん外観が変化してないから
何もって来ても、同じだけどS&Wはそうは行かないなぁ

あまり原理主義的に陥ってしまうと
こういう楽しみがなくなってしまいます
以上
マニア的アンタッチャブル考察でした


コメント
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