中坊の頃夢中になったアメドラの主演俳優
デビッド・ソウルさんがお亡くなりになりました
David Soul—beloved husband, father, grandfather and brother—died yesterday after a valiant battle for life in the loving company of family. He shared many extraordinary gifts in the world as actor, singer, storyteller, creative artist and dear friend. His smile, laughter and…
— David Soul (@DavidRSoul) January 5, 2024
日本で彼が認知されたのはダーティハリー2(Magnum Force)での
白バイ警官でしょう
この悪徳というか処刑警官は全員コルトパイソンの4inを使います
カッコよかったんですが監督のテッドポストさん
リボルバーにサイレンサーを使るというポカをやってます
で、我々モデルガン小僧の心に刺さったのは
スタスキー&ハッチ
ロスアンゼルスにしかみえない、ベイシティという都市の
警察の殺人課の話で2人はコンビで
下町育ちのスタスキーと
良いところのボンボンのハッチソン(ハッチ)
という組み合わせ
ハッチはコルトパイソンの6in
スタスキーはS&WのM59
を使う
まあWikipediaにはそう書いてあります
ただ、ここらへんは美術スタッフがいい加減だったのか
借りだせる小道具の問題たっだのか
ハッチのパイソンが4inに化けたり
スタスキーのM59がM39
になったりすることもあったようです
日本語版お煽り文句は
黄金のヤングアクションドラマ
なんじゃそりゃ
ちなみに、日本でも人気が出て
当然モデルガンはパイソン(こちらは元々人気)
M59ともに出まして、大ヒットしました
マジでカッコよかったんですよ
season1は割と銃撃戦がおおかったみたいですけど
70年代後半というとここら辺の規制が厳しくなりはじめたころで
2以降は2人の友情に焦点があてられるようになるんですが
これがどうも当時のマッチョな評論家の気に入らなかったらしく
ゲイのメタファー みたいな評論があったようです
純情な中学生だった私はそんなことには全然気が付きませんでした
でいま英語版のWikipediaをみると
いまとなってはこういった2人の友情を描くことが一般的だが
当時としてはゲイのメタファーであるみたいな評論があって
のちのインタビューでポール・マイケル・グレーザーが
怒っていたとか笑っていたとか書いてあります
ファッションのほうは2人のこれといったスタイルはなくて
いまでいうアメカジの普及的な価格のものを身に着けていたようです
これがね 80年代のマイアミバイスになると
アメ横あたりで安い白いジャケットを売っていたので
ボンクラどもがみんな、白麻のジャケットを着るという(笑)
そういうムーブメントがなくてよかったのか悪かったのか
おまけ
コルトパイソンはコルトのトップオブザラインで
このシリーズが放映されていた1976年はアメリカの建国200周年で
パイソンも記念モデルが出た
いごもパイソンには記念モデルやスペシャルモデルが多い
何はともあれR.I.P.
スタハチ観てました
訃報を聞くにつけ、
胸が締め付けられる思いです
詳しいご情報ありがとうございます
懐かしいです