Dollars Trilogy(ドル箱3部作)4Kリマスター再上映
行ってきました
まずは荒野の用心棒
関東方面では大々的に公開されたようですが
こちらは一日2回
12:45と19:00
まずは
荒野の用心棒
何度も言いますけど、これ用心棒に触発されて・・・
ってエピソード疑問もってんですよ
用心棒って、ダシール・ハメットの名無しのオプのなかの
血の収穫(赤い収穫)の翻案だもん
でもカット割りのそっくりなところとかいくつもあります
何度か取り上げている映画なので
今回は別のアングルから
人妻マリソルはヒロインではないのでこんな描写はありません
女性が出てこないというか、彼女に食指を動かさないので
ジョー(名無し)の性的志向を云々する向きもありますが
そういう考え方をする人って変だよね
映画の中ですべてが描かれていたり、示唆されてるわけではない
描かれていない部分はまあ観客が勝手に想像すればいいだけの話だから
受け手の勝手なんだけど
そういう性的な側面は意図的に描いていないんだけどな
もう一つ
ラモンがやたらとライフルの優位性を訴えるんですよ
でまあラモンが使っているライフルは
西部劇でおなじみのウインチェスターのM73かそれに見せかけたM92
使う弾薬は
.44-40というコルトのシングアクションアーミーにも使えるもの
ライフルと拳銃で弾が共用できるということで大ヒットしたんですが
どうも、映像内での描写に違和感を覚える
チノというキャラクターのたすき掛けにしている弾帯の弾に注目してみると
44-40や.45ロングコルトと比較して明らかに長い
こりゃ45-75というライフル弾だな
ということはラモンが使っているのはM73じゃなくて
45-75を使うM1886なんじゃないか
こんなに違う
45-75は当時の米軍の制式ライフルの弾で
下がM73
下がM86
セオドアルーズベルトはM86と45-75の組み合わせでアフリカで
象を仕留めています
”45口径(forty five)ではライフルにかなわないといったな”
というラストのあのやり取り
というかラモンのセリフがまずあって、そのうえであのセリフがあるわけですが
あのトリックで分厚い鉄板を使ったことの意味が分かるし
ライフルの弾着が少し、威力が大きめに描かれているような気がするのも納得がいきます
面白い映画でした
また上映されたらまた見に行っちゃうだろうな(笑)
とくながさま
ソフト屋さんは玉石混交ですね
ワタシが使っている化学物質の管理のシステムは、
全然関係のない部署からも
あのユーザーインターフェイルはないわぁ
とか言われる始末で(笑)
一流企業でも投入する技術者のレベルで出来がかなり違うようです(笑)
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