北朝鮮が短距離弾道ミサイルを撃ち込み、中国が北朝鮮向け原油供給を表向き止めている中での日本による独自制裁解除。
さらに【ソウル時事】韓国軍関係者によると、北朝鮮は2日、日本海に短距離の発射体2発を撃ったとの報道です。韓国報道なので真偽は分かりかねますが、日本が遺憾を表明して北朝鮮の答えがこれですから、交渉は中断すべきでは?中国が本気で北朝鮮への原油供給を止めれば北朝鮮の息の根は止まります。崩壊すれば拉致家族は全員解放さます。そちらの方が解決が早いかもしれません。1959年12月から1960年1月まで北朝鮮は『地上の楽園』と紹介し続け、北朝鮮帰還運動をし続けた朝日新聞責任は重いです。
筆者は疑問です。拉致家族を取り返すことは重要ですが、全員帰国は出来ない。そうであれば、結局解決できません。政治はその時々の感情に流されるべきではありません。解除し日本に向けて日本から獲得した外貨で攻撃を仕掛けるようなことになれば国民の安全はどこへ行ってしまうのでしょうか?武力で脅かしてくる国に武力の使えない国が対応しても利用されるだけです。国連を無視し続け、核開発、弾道ミサイルを続けている国と交渉など出来るはずがありません。
(以下コピー) 今年1月から、中国から北朝鮮への原油供給が中断している。この事態は6月も、なお継続している。石油がなければ、北朝鮮は崩壊する(参考記事「北朝鮮軍が砲撃に踏み切った真の理由は石油の払底」)。 中国が、原油供給を止めると北朝鮮は崩壊する、というのが多くの専門家の判断だ。北朝鮮の金正恩体制は、軍と秘密警察が支えている。石油がなければ、軍は維持できない。北朝鮮は石油を全面的に中国に依存している。北朝鮮軍の石油使用量は、アジア各国の軍隊の中で最少だ。年間の使用量は、最大でもわずか40万トン程度。日本の自衛隊の石油消費――年間150万トン――と比較して余りにも少ない。 当面は、備蓄を食いつぶすにしても、2年が限界だ。この危機を打開するには、日本から援助と資金を獲得するしか術がない。