野々村県議は辞職です。「支出の詳細は記憶にない。」そうです。これでは市民団体からの告発を受けて窮地に陥るでしょう。『カラ出張』疑惑だけではありません。『事務消耗品』疑惑です。地元のスーパーで連日買い物(39円で毎日何を買っているんでしょうか?78円の半額?)をしていればレジ係りの人やお客さんが見ているでしょう。野菜や肉、弁当、総菜購入ならば直ぐに分かるはずです。しかし、自分の晩酌や夕食を『事務消耗品』として購入していたら、この人どうしょうもないですね。これとほぼ毎日スーパーに出勤しているにもかかわらず、連日、日帰り出張しています。『カラ出張』であれば犯罪です。国会議員でもそうですが、政治資金規正法はザル法ですね。これが氷山の一角だとすれば全国的に地方議員の政務活動費の半減、政治資金規正法は1円から報告の義務を課すと改めるべきでしょう。金券ショップで印紙や切手・はがきが年末に大量に出回るのは政務活動費だったとはヒドイ話です。
(以下コピー) 野々村竜太郎・兵庫県議(47)=西宮市選出、無所属=の政務活動費をめぐる問題で、日帰り出張費のほかに、「事務費」などに詳細な使途が不明な支出が多数あることがわかった。県議会事務局が不自然な点を指摘し、修正を求めたのが8回にのぼることも判明した。
2013年度の支出報告書によると、野々村氏は600万円の政活費を使い切っていた。そのうちOA機器のリース料や事務用品に使われる想定の「事務費」は約247万円だった。
野々村氏は事務費のうち約176万円を切手代として支出。領収証は添付していたが、ほとんどは内訳の記載がない金券ショップのもので、切手代と明記されているのは郵便局のレシート計160円分のみだった。
事務費の残りは、事務用品消耗品として支出されていた。領収証代わりにクレジットカード履歴を添付。ほとんどが自宅近くのスーパーでの買い物だった。購入日と店舗名、金額が表示されているだけで、品目は不明だった。「39円」など少額の買い物を中心に1年間で約530件、約330日と連日のように買い物をしていた。
(以下詐欺罪の可能性コピー) 元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士は「政治資金規正法によると、1件につき5万円以上の支出の場合、収支報告書に領収書を添付しなければならないが、今回は1件で5万円を超える支出はない。政治資金規正法の違反にも当たらない」と話す。 現段階で法的に問題があるわけではないという。 だが、野々村氏は、議会登庁日を除いて、毎日のように日帰りの出張をしていた計算になり、いかにも不自然。仮にありもしない出張をでっちあげていたのだとすれば、もちろん犯罪だ。 若狭氏は「記者会見を見る限りだと、野々村氏はカラ出張をしていた疑いが濃い。そうであれば、本来の政務活動費の目的から外れて私的に公金を流用していたことになる。県をだまして金品を詐取したことになるわけだから、詐欺の要件は十分に満たしている。今後、詐欺罪に問われる可能性がある」と指摘し、こう続ける。