『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

本当は嘘だったのか?擦り込まれたねつ造歴史『戦後70年の真実』

2015-12-24 08:05:20 | 日記

『戦後70年の真実』著者 渡部昇一氏といえば、東京裁判を開いて日本を侵略国家と断罪した「マッカーサー」が朝鮮戦争を経て共産主義の恐怖を感じて1951年に日本は自衛のための戦争であった。と改心し証言したことを世に広めた学者です。『戦後70年の真実』にもそのくだりが分かりやすく書かれています。この学者は東京裁判以降、連合国側によって擦り込まれた「侵略戦争」に対して真実を示し国民を啓蒙してくれます。さて、大東亜戦争についてスタートが侵略戦争だったのか?あるいは経済的に追い込まれやむに已まれず起こした自衛のための戦争だったのか?によって日本の立場は全然違います。戦後「日本人から歴史を奪うことによってプライドを奪え」と戦前の歴史教科書の冒頭に載っていた「日本書紀」「古事記」(筆者は歴史で神話を教える必要性には疑問を感じていますが・・)を削り、中国の史料と歴史的な整合性のある物以外(中国・韓国などにとって都合のいい史料以外)は出さないという方針に転換しました。信憑性が疑わしい、学術的に問題がある卑弥呼や金印などが歴史上の大事件として取り上げられてしまったのです。こういった事実はねつ造日本史を刷り込まされた世代としてはとても残念ですし、今後、真実を追求するため勉強し直さなければなりません。しかし、敗戦直後、米国は自国の都合のよい形で日本を支配しようとしたことは、戦勝国として当たり前で、70年が経ちその米国が相対的に世界で力が弱まり、大転換し今度も自国の都合で日本を一人だちさせ、補完勢力として利用する計画でしょう。昨日は「最貧困女子」「失職女子」「高学歴女子の貧困」が急増中!を書きましたが、グローバリズムが起こり世界を支配するようになると個人の才能だけが重要で、能力で差別し、他の一切を考慮に入れない考え方が主流になってきます。世界的に差別意識に対して非常にうるさくなっています。国柄、人種、男女、階級、年齢などの差別に対してです。しかし、各国中での個人の能力による格差拡大は差別の対象にならない。この考え方が主流になれば日本国籍の優位性が薄れ、男女問わず能力格差による社会的な弱者がこれから日本に増え続けるでしょう。

 

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