東京・神奈川の中学入試は、2月1日が解禁日となっており、多くの学校が2月1日~3日の3日間で入試を実施します。その前の力試しとして、1月中旬から東京・神奈川より一足先に入試がスタートする千葉・埼玉の学校を1~2校受験しておきます。そこで、実際、距離的に通えるかどうかは別として、必ず1つ合格を手に入れておき、入試に慣れ、自信をつけたところで、2月1日・2日の本番に臨みます。筆者の息子もお試し受験合格しました、通う通わないは別として嬉しいものです。
そこで出来れば1日に第一志望に合格できれば受験は終わります。万が一、3連敗すると、それ以降の受験校も変わってきます、首都圏の場合は、3日以降でも上位校の2次・3次試験が設定されていることが多く、たとえ第一志望校が不合格でもまだ受験できる学校が残されています。ですから、首都圏の入試は「どの日で終わるか」という受験になります。
一方、関西圏の入試は、毎年1月中旬の土曜日が「統一入試日」今年は1月14日(土)スタート。そして、その日から3日の間に、ほとんどの学校の入試が終了します。「本番の3日間が勝負」となります。しかし、灘中や甲陽学院、神戸女学院といった難関校では、1校の受験を2日に渡って行うため、さらに受験校が絞られてしまう。しかも、灘中にならい、国語・算数・理科の3教科が主流です。
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四谷大塚ドットコム入試情報センターは1月10日、渋谷教育学園幕張と栄光学園、聖光学院の出願状況を発表した。渋谷教育学園幕張の郵送出願分の出願者数は1,944名で、すでに前年(2016年度)の最終出願者数を上回っている。
渋谷教育学園幕張の郵送出願分の出願状況は、第1回が定員215名に対して出願者数1,944名で、前年最終の1,899名を上回った。出願締切日は1月12日であるため、出願者数は増えると思われる。
栄光学園は、定員180名に対して初日出願者数240名で、前年初日の261名を下回った。出願締切り日は1月16日。
聖光学院は、第1回が定員175名に対して初日出願者数352名、第2回が定員50名に対して初日出願者数256名。いずれも前年初日の出願者数(第1回:445名、第2回:330名)を下回った。出願締切り日は1月24日だが、第2回は2月3日も出願可能。
中学受験の出願倍率速報は、四谷大塚ドットコムのほか、日能研や首都圏模試センター、サピックス小学部も実施。日能研では、倍率増加準一覧や応募者増加率順一覧なども掲載している。