トランプ新大統領はメキシコより先にマスコミとの間に壁作ってしまいましたが、移民に職を奪われた白人中間層からは不動の支持です。そうした中『ISとは全面的に戦う』と繰り返し、訴えてきました。“トランプを終わらせる”との闇サイトまで登場し、いつになく米大統領は危険にさらされています。トランプ大統領は命がけで大統領任期を全うしようとしており、政策の本気度も本物です。筆者は今後、米国経済と日本経済は好転すると読んでいます。TPP承認を閣議決定し、協定の取りまとめを行うニュージーランド政府に通知しましたが、早速不協和音です。『トランプ米新政権は20日、環太平洋連携協定(TPP)から離脱すると正式に表明した。』不可逆的に解決したはずの慰安婦問題やTPP問題で安倍首相の判断能力にも疑問符が付きました。
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2017年は、ドナルド・トランプ大統領誕生で、世界はどのように変わってゆくのか。作家の落合信彦氏が、選挙中から繰り返しトランプ氏が批判していたイスラム教徒、特にISとの戦いについて予想する。
トランプは選挙中からイスラム教徒に対する批判を繰り返し、特に「ISとは全面的に戦う」と言い続けている。
新政権の国防長官には、湾岸戦争やアフガン戦争、イラク戦争などで実戦経験がある元中央軍司令官のジェームズ・マティスが指名された。彼は米軍の中でも「反IS」の急先鋒として知られる。
こんな状況では、ISも黙っていない。アメリカ国内に入り込んでいるテロリストたちが、「トランプを消せ!」と一斉に立ち上がる可能性が高い。私が聞いた情報によれば、ISの思想に染まった者が米軍の中に潜入しているという。
すでに、特殊な方法でしかアクセスできない「ダークウェブ」にあるインターネット闇サイトが、トランプと次期副大統領・ペンスの「暗殺計画」に対して資金集めを開始していることが明らかになっている。
そのサイトの名は、「Terminating Donald Trump」。“トランプを終わらせる”という意味だ。暗殺計画実行のために仮想通貨であるビットコインの寄付を募るもので、12月中旬時点で約9万ドル分(約1000万円)ものビットコインの寄付が集まっていた。