中国・武漢で初確認された新型コロナウイルスはその後、変異して感染力が増したために、欧米を起点とする爆発的な流行を招いた可能性が強いとの研究発表が相次いでいる。「変異によって流行防止がより困難になった」との懸念が強い。日本で第3波感染者が増えたのも中国で1月に確認され欧米で急拡大した変異ウイルスが流入した後とされる。直近7日間で平均した1日当たりの感染者数も603人で初の600人台に達した。 東大医科学研究所によると、開発が進むワクチンは変異種に対しても有効だそうです。これはネガティブな最悪の予想ですがワシントン大学テオボス教授の最新予想によると人の移動を現状のま止めないと日本でのコロナ患者死者数は来年1月下旬から急増し、4月1日には現在の17倍48565人氏死亡との恐ろしい国家非常事態最新予想です。いずれにして、日本存亡の危機に国会でくだらない議論をしている場合ではなく国全体でワクチン接種を早める必要があります。
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英国のジョンソン首相は19日記者会見し、最近見つかった新型コロナウイルスの変異株は、従来のものより最大で7割感染が広がりやすいとの分析結果を発表した。分析は確定的ではないとしつつ、英南東部での感染急拡大の背景にはこの変異株の存在があると指摘。20日からロンドンを含む同地域で外出を制限するなど抑止策を強化した。
変異株は、専門家で構成する諮問機関が分析した。ジョンソン氏は「重症化しやすくなったり、死亡率が高くなったり、ワクチンが効きにくくなったりする証拠はない」と説明した。分析結果は世界保健機関(WHO)に提出したという。
会見に同席した政府のバランス首席科学顧問によると、変異株は9月半ばにロンドンかその南東のケント州で出現したと考えられる。変異株による感染は急速に広がり、今月半ばにロンドンで確認された新たな感染例の6割以上がこの変異株によるものという。
ジョンソン氏は当初、クリスマス前後の5日間は家族が会えるよう英国全土で移動制限を撤廃し、3世帯まで集まれるとしていたが、ロンドンなどではその方針を撤回するとも表明。それ以外の地域でもクリスマスの規制緩和は25日だけに短縮した。
ジョンソン氏は「家族が集まることがどれだけ大切かは分かっているが、ウイルスが攻撃方法を変えてきたら我々も防御方法を変えなければいけない」と理解を求めた。
イングランドでは今月2日にロックダウンを解き、地域の感染状況に応じた3段階の抑止策に移行した。真ん中の「レベル2」だったロンドンでは飲食店などが営業を再開したが、感染の悪化で16日からは「レベル3」になり店内飲食が禁止に。20日からは新設された「レベル4」に引き上げられ、必需品以外を売る小売店の店舗営業が禁止になったほか、外出や地域間の移動も制限された。